2008年03月01日

『夜中に犬に起こった奇妙な事件』マーク・ハッドン

♪♪♪
長いです。 文章が長いので無理して読まないでください。 あ、違いますよ。長いのはワタクシのこの記事のことです。 決して物語のことではありませんのでご安心ください。 物語の方は、もっと長くても全然気にならないくらい一気に読み終えてしまいました。 それにしても最近長く書くことが多いなぁ。

ということで、昨日の記事があんまりにもあんまりだったものですから、さっさと過去記事の海へ埋没させるためにも(トップページから追い出すためにも)更新をしてしまいまーす。


夜中に犬に起こった奇妙な事件 (ハリネズミの本箱)
←この表紙が気になってはいたんです。だけどなんとなく敬遠とまではいかないまでも手にはしませんでした。「自分には合わないような気がするなぁ」と思い込んでいて。



15才のクリストファー・ブーン君♂が 夜中の十二時を七分過ぎた頃に外を歩いていたら、ミセス・シアーズの家の芝生の庭に犬が横になっているのが見えた。 横になっているといっても眠っているわけではなくて死んでいる。 園芸用の大きなフォークで突き刺されているのだから殺されたんだろう、とクリストファー君は分かっていた。 そして彼は、それが体を黒い毛で覆われたプードルで、ミセス・シアーズの飼い犬のウエリントンであることにも気づいていた。
クリストファー君は「誰がどうして彼を殺したのだろう」と思った。 他にも思ったことがある。 「犬を殺すことは悪いことで、悪いことをした人は捕まえて罰を与えなければいけない」ということだ。 シャーロック・ホームズが好きな彼は、危険を顧みず、探偵の仕事を始めることに決めた。
ところでこの本はミステリ小説で、クリストファー君が自分に起こった出来事を書いていった真実の本です。

夜中に犬に起こった奇妙な事件 新装版
夜中に犬に起こった奇妙な事件 新装版 モバイルの方はコチラ



それで最近発見したのがこちら↑

あぁ、そんな!! いつの間にこんな素敵な表紙に早変わりをっ?! あ、いやいや以前のものもステキですけど。( ̄▽ ̄;;) とにかく、もう読まずにはいられません。読んじゃいました。


物語の本文中には一言も出てきてはいないんですが、本の紹介文やあとがきに「主人公は自閉症児」とあります。 養護学校に通っていたり、数学やパズルが好きで得意だったり、人が体を触ってくるとパニックになったり、他人の顔の表情を読み取ることができなかったり、 それらしい記述は本文にたくさんあるので、これはネタバレじゃないんですよね?

そんな彼が探偵を稼業とすることは大きなリスクを伴う。 近づきたくもない他人に近づいて、喋りたくもないのに聞き込みをしなきゃならない。
これはつらい。
つらいけど、彼はやりますよ。 なぜなら犬を殺すことは悪いことだし、殺されたミセス・シアーズの犬のウエリントンのことが好きだったし、犯人を探し出すことはもう自分で決めたことだし、一度決めたことを変更するのは頭が混乱するのです。 なんだかクリストファーっぽい文章になってしまったけれど、自分が世間一般の人と違った思考回路を持っていることを自覚して、自分にとっては生きづらい世界でなんとかバランスを取っていこうと頑張っていたり、それでもどうしようもなくて意識が飛んでしまったり、時には我を通してみたりする彼の姿が、読んでいるうちに可愛くて愛おしくて堪らなくなってくるんですね。
 「あぁ…、クリストファー!(*´∇`*)」なんて言って抱きしめたくなるくらいです。 実際に抱きしめたりしたら彼はパニックに陥ってしまうだろうから、それは出来ない相談なんですけど。

ワタクシは今、「クリストファーを抱きしめる」という現実に起きていないことを想像していたわけですが(だいたい小説の話ですし)、彼の言葉にはこんなものがありました。
「ぼくの頭の画像はぜんぶじっさいに起こったことだ。」
恐怖心を抱きながらも他人と会話を持てる彼は高度なアスペルガー症候群でしょうし、実際現実的で論理的な思考の中で生活しています。 そして彼は本当のことしか言わないんですから、自分が心底そう思っていることがこのセリフから分かります。 だけど! 時々宇宙飛行士になって宇宙空間に一人でいることや、それで地球の人たちと交信している自分の姿を想像しちゃってます。 15才の養護学校の生徒で、犬殺しの犯人探しをしている探偵の彼は、昔も今も宇宙飛行士のハズがないのに。 「じっさいに起こってない画像も頭の中にあるじゃん!(* ̄m ̄)」とツッコミたいところです。

ツッコミたいのは山々なんですけど、ホントのところ読者のワタクシとしては嬉しくってしょうがないんです。 だって4才まで世界との繋がりを持てなくて記憶もない彼が、10年以上もかかって探偵のまねごとを出来るまでになり、さらに自分ではまだ気づいていないみたいだけれども夢まで見るようになっている。 それならこの先、他人の感情を読み取ることだって不可能ではないかもしれないと感じられて、嬉しくてしょうがないんです(2回目)。

とまぁ、主人公に完璧に感情移入してしまったワタクシでした。

そして一番印象に残ったのは… 午前二時七分にソファに座っていたお父さんの目から涙が流れていたところでした。 結構早い段階での場面なんですが、ここで一気に引き込まれてしまったんです。

そういえばこの本はハリネズミの本箱というシリーズの中の1つらしいのですが、amazonで「ハリネズミの本箱」を検索すると、#『ドールの庭』がヒットしました。 知らずに読んでいましたが、これもそうだったのかと感慨深かったりして。あは。


長々とお付き合いくださりありがとうございました。<(_ _)>
次回は長くならないように、頑張りまーす。


自閉症の本、記事はこちら。
#『自閉症だったわたしへ』#『自閉症だったわたしへ 2』#『自閉症だったわたしへ 3』#『自閉症とパーソナリティ』
ホームズシリーズ、記事はこちら。
#『緋色の研究』#『四つの署名』#『シャーロック・ホームズの冒険』#『バスカヴィル家の犬』#『シャーロック・ホームズの帰還』#『シャーロック・ホームズの事件簿』
posted by MOW at 15:00 | Comment(4) | TrackBack(1) | ◇ 読書

2008年03月02日

映画『ジャンパー』

JUMPER.jpg観てきましたよ、ジャンパー。
昨日ね。
(((((((((((((( ̄□ ̄;) エェッ?!

ふっふっふ。
驚かせてしまいましたね。
まだ公開してないハズなのに。
ナゼかね。
(((((((((((((( ̄□ ̄;) (2回目)


実はワタクシ、遺伝子に少しばかり特徴がありまして。
日本でも話題なのかそれほどでもないのか全然なのか、
そこのところがハッキリしないドラマ『HEROES』
マシ・オカ演じるヒロと同じ能力を発揮中なのですね。
そうです。時空間を自在に操ることができるんですよ。
「ちょっと未来まで映画観に行ってきました。( ̄▽ ̄)ノ」
というワケなのです。

随分長く説明してしまいましたが、もちろんウソです。
すみません。ほっほっほっ。
映画の日に先行上映という得々クーポン並みの魅力で
ワタクシの心を鷲掴みにしてしまった映画ジャンパー。
それでもさすがに、未来にまでは飛んで行けませんが、
近所のシネコンならチョチョイノチョイです。<( ̄^ ̄)>

JUMPER サウンド・トラック → Jumper

前置きが長いのはナゼかというと、
映画が楽しめなかったからなんですね。あふ。
公開前なのに、ほんとすみません。


5才、母が家を出る。
15才、川へ転落したら図書館にいた。
23才、気ままに世界中を飛び回っている。

デヴィッドはジャンパー。
テレポートする能力を持っている。

監督:ダグ・リーマン
CAST:
デヴィッド・ライス(ヘイデン・クリステンセン
ミリー・ハリス(レイチェル・ビンソン
ローランド・コックス(サミュエル・L・ジャクソン
グリフィン・オコナー(ジェイミー・ベル
メアリー・ライス(ダイアン・レイン

ジャンパー (特別編)
ジャンパー (特別編) モバイルの方はコチラ

Blu-ray Disc はこちら → ジャンパー (Blu-ray Disc)


注意!! 以下、ネタバレ情報含みます。
ネタバレの内容も読みたい人は「続きを読む」をクリック。
それ以外の人は公式ページへジャンプしてしまいましょう。
映画鑑賞後にまた覗きに来てくれたら嬉しいです!(ノ・_-)



続きを読む
タグ:♪なし SF
posted by MOW at 12:36 | Comment(4) | TrackBack(7) | ◇ 娯楽

2008年03月04日

『インディゴの夜 チョコレートビースト』加藤実秋


#1作目を読んで、
「これってちょっと面白いかも(* ̄m ̄)」
と思ったので続けて続編を読んでみました。

クラブ(アクセントはブ)のノリで楽しめちゃう
ホストクラブ「club indigo」は相変わらず!
プロのキックボクサーや タトゥーが入ってたり ウケ狙いかどうか微妙なファッションセンスがいるかと思えば ノーブランドの服でもバッチリきまってたりする男の子がいたりして、それぞれがいろんな思いでホストの職についてます。

それでそこのオーナーが塩谷さん♂と高原さん♀なんですけども、二人とも表の顔は物書きなんですね。 思い付きでホストクラブを始めてみたら予想以上に繁盛しちゃってウホホ状態なわけです。 だけどそこはホラ、夜の世界でしょ。 なんだかんだと事件やらゴタゴタやらが起きちゃって、それをある意味渋谷の街に精通している「club indigo」のみんなで解決しちゃいましょうよ! という。

表の顔がフリーライターのオーナー、高原晶さん♀は三十女なんですけど(←今はあんまり関係ないけど言いたかった)、こちらも相も変わらず翠林出版のニコニコ元気ブックスを執筆してますよ。 水虫のこととか書いてたら足の裏とか指の間がなんとなくむずむずしてきちゃってるみたいで、ちょっとかわいい。 そんな「書いてる本の症状が自分の体にも現れてくるようで困る」彼女は、妊娠と出産の本で妊娠しやすい体位について執筆中だったとき、一体どんな症状がでていたんだろう? ちょっとどころかものすごく気になっちゃったんですけど!(*/∇\*) キャ!! 恋人がいるような雰囲気は全く(!)ないし…。 もしかして想像妊娠とかしてたのかもしれないですよね。 あぅー、気になるっ。

ほんと低俗なお話ばかりで申し訳ありません。<(_ _)>
これも全て花粉症のせいということでご了承ください。


「返報者」
最近人気ホストが襲われる事件が続いてる。
日本中のホストの頂点に立っている空也は
自分のヘルプについてるホストを怪しんでる。

「マイノリティ/マジョリティ」
いつも無愛想で不機嫌な感じのオーナー塩谷さん。
女っ気がないはずなのに、ある日美人と歩いてた。
なんだと思ったら友人がいなくなっていたらしい。

「チョコレートビースト」
行きつけの店のなぎさママ♂が可愛がってる愛犬、
満1才のトイプードル♂が強盗にさらわれた。

「真夜中のダーリン」
うちのクラブのホスト、吉田吉男が出場するのは
第1回ホスト選手権大会!
でも彼は、ちょっと体の調子が良くない。

インディゴの夜 チョコレートビースト (ミステリ・フロンティア)
インディゴの夜 チョコレートビースト (ミステリ・フロンティア) モバイルの方はコチラ


所轄刑事の豆柴さん♂に注意されつつも、なにかある毎に事件へ首を突っ込みまくりなインディゴのみんなですが。 特にアレなのが晶さん♀ですよね。 共同経営者の塩谷さん♂に「三十女の妄想推理」と馬鹿にされ(少しは期待もされ)つつ、自分から危険に飛び込んでいっちゃいますから。 んー、さすが元不良。 お近づきになりたいです。( ̄∀ ̄*)

でも小説全体を見てみると、失速感が否めないような否めなくもないような(なにそれ?)そんな感じです。 ホストクラブの従業員だけじゃなくて、オーナーやなぎさママにまで設定枠を広げて展開しているし、みんなの息づかいが感じられるものの、なんとなくイキオイがなくって残念…。 続編は出るんでしょうか? 出たらまた読んでみようと思いまーす!

追伸:
「次は短い文章にできるよう、がんばります。」とか言ってたのに長くなってしまった気がします。 こうなってしまったからには、この先どうなるか分かりません。 でもまぁ、べつにイイですよね。 気にしなーい(  ̄3 ̄)~♪

インディゴ推理探偵シリーズ、記事はこちら!
#1.『インディゴの夜』
posted by MOW at 17:38 | Comment(2) | TrackBack(1) | ◇ 読書

2008年03月05日

『ひとりの時間 My Fifteen Report』華恵

♪♪♪
#『野生時代』は立ち読みしたことがあるけれど
ずっと気になっていたのに読めなかっものがある。
それが#webちくま「こんにちは、華恵です」
必要なプラグインが手持ちのPCに非対応だったから。

でも今は違う。
だって#大枚はたいて新規購入したんだもーん。
それでもちろん、そのプラグインもダウンロード済み。
だからいつでも読めるんです。
なんだか自分が大人になった気がする。
とっくの昔に成人していることは内緒です。(* ̄m ̄) プ。


掲載されているエッセイが本になりました。
15才の華恵ちゃんのこと。
「初めての名刺」「チビのこと」「果物の王様」「カバンの中身」「繋がっているということ」「夏休みの課題(その1)」「夏休みの課題(その2)」「散歩道のネコたち」「旅への一歩」「嵐の夜に」「選択授業の選択」「ひとりの時間」「共通するもの」「孤独なつっぱり仲間」「声に出すことば」「ムカつく朝に」「エキサイティング・ロック」「時計屋さんのこと」「憧れの仕事」「プレゼント」

ひとりの時間―My Fifteen Report
ひとりの時間―My Fifteen Report モバイルの方はコチラ


あれれ?
第21回までのエッセイを収録と書いてあるのに
全部で20の文章しか入ってません。
もしや第21回目は「あとがき」の部分だったのかな。

エッセイはいまだに敬遠してしまいがちなワタクシも
華恵ちゃんだけは特別扱いで、大喜びで飛びつきました。
だいたい今の彼女はエッセイしか執筆してないですしね。

#前作ではお姉さんのように感じた彼女の文章ですが、
「この時こんなことがあったんです。あ、そういえばあの時あんなこともありました。」
みたいなことが瑞々しくて、今度は妹のように感じます。

やっぱり好きだなぁ。

もしかするとエッセイというものは
「好き・嫌い」で読むものだったのかもしれません。
今まで考えたこともなかったんですけどね。
大好きだから♪♪♪な気分。当然です。(⌒ー⌒)


実は4月からロッククライミングに挑戦する話があったんです。
ワタクシにしては珍しく気合いが入ってしまって、
近くにある公立のトレーニング室へ毎回210円払って通い、
懸垂する棒にブラ下がったりしてました(懸垂は出来ない)。
結局その話は流れてしまってちょっと悲しかったんですが、
この本の中で華恵ちゃんがクライミングに挑戦していました。
すごく楽しそう。いいなぁ…。


ところで最初にお話しした#webちくまのページなんですけど、
結局今も読んでいなかったりします。
本を読む華恵ちゃんの文章は、本で読みたいな、と思って。
16才の彼女が今から楽しみです。(//▽//)

華恵作品、記事はこちら!
#『小学生日記』
#『本を読むわたし』
posted by MOW at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月08日

『7日間でマスターするレイアウト基礎講座』視覚デザイン研究所

♪♪
な…なんでこんなの読んでるの???
( ̄へ ̄;) ホントナンデ?

別に意味はないんですけれども。あは。
目についたから読んでみたんですけども。ふふ。
┐(  ̄ー ̄)┌ ハァ…


デザイナーの仕事はデザインなんだけど
「それってどんな仕組みなの?」
と聞かれても説明が難しいんですよね。

だから本にしてみました。
これなら分かるでしょ?
これなら誰にでもできるでしょ?

7日間でマスターするレイアウト基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)
7日間でマスターするレイアウト基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)
モバイルの方はコチラ


これってすごーい。
あんまり考えたことなかったんですけども
イロイロな目的に沿った形で作られているんですね、
名刺とか広告とかって。
今まで考えてこなかった自分が恥ずかしいです。
 ↑
ウソ。
考えてなかったけど、恥ずかしいとは思ってません。
でも…
このブログのデザインってどうなんだろう?と思うと、
気になって夜も眠れないです。(またウソ?(* ̄m ̄))


こうすれば機能的でしょ?
こうすれば高級感漂うでしょ?
こうすれば元気な感じがするでしょ?
と、例を挙げて示してくれる本です。

全編に渡ってモノクロで構成されているのは、
色に誤摩化されずにレイアウトを学ぶためなんでしょう。

パッと見た感じでは少々レトロな雰囲気の表紙ですが、
たった10年前の発行なんです。
これは多分「普遍的質実剛健信用度UP戦略」ですよ。

……。
今、10年前という言葉に「たった」と付けましたね?
「たった10年前」って言いましたよね、ワタクシは。
あぁ、すごいショック。( ̄ロ ̄||| ガガーン
世間様的には「10年」といえば「ひと昔前」なのに、
ワタクシ的には「ついこの前」なのか…。
この感覚って、なんとなく年取ってる感が漂ってます。
あぁ、すごいショック。( ̄ロ ̄||| ガガーン

あまりの衝撃に、話がズレてしまいました。
気を取り直して少々強引に本の話へ戻します。


ご想像通りというか当然というか、
デザインの才能が必要な仕事をしていないワタクシ。
どうも分かりません。なにが分からないって…
この本がどれだけ素晴らしいのかが分からないんですね。

「へぇー。(* ̄0 ̄*) 」とか
「あ、ほんとだ。( ̄▽ ̄)」とか
感心しながら読み終えたので良い本だとは思うんですが、
比較するようなものを知らないのが、ツライところです。

ということで、
「面白かったけど取り敢えず♪♪にして今後の基準にします」
という気分の評価ですので、あしからずぅ。(*´∇`*)

posted by MOW at 22:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月11日

『ブラバン』津原泰水


ちょっとちょっとっ!
気付いてしまいましたよワタクシは。
( ̄□ ̄;) ナ・ナニニ?
自分が団体競技経験のないことに。
( ̄◇ ̄ノ)ノ エェーッ?!


中学で友人に誘われるまま入った卓球部では
1年からレギュラーではあったんですけど…
団体戦といっても結局はホラ、個人競技だし。

高校では顧問の先生の独断で書道部入部となり、
3年間御勤めしたけどアレもホラ、一人でしょ。
文化祭とか色々出品はしましたけどね。一応は。

てゆーか、団体がどうこう言う前に
部活選びに自主性が全く感じられないんですけど!
ヽ( ´ー`)ノ ヤッパリネ。


ところでブラバンは競技ではなかったですね。
団体ではあるけれども。


今じゃ四十路の僕だけど
昔は当然若かった。

今じゃ寂れた店の店主だけど
昔は…輝いてただろうか?

四半世紀も前の話、
僕は吹奏楽部で弦バスを弾いていた。

最近急に持ち上がってきたのは
あの時のメンバーでブラバン復活の話。

みんな、集まってくれるんだろうか。

ブラバン
ブラバン モバイルの方はコチラ


うーん…。
ワタクシ的団体戦の記憶というと…
大学の時の「グループでレジュメ発表」、とか?
┐(  ̄ー ̄)┌ ダメダメ。

はいはい、ダメダメですよね。
でもあの時結構燃え上がったんですよ、みんな。
国会図書館とかほぼ日参しちゃったりして。


まぁワタクシのヒビ割れたような青春はいいとして
( ̄▽ ̄;;) エッ?
この本、表紙やタイトルのイメージとは違いますね。

「青臭いながらもみんなで頑張ってコンクール入賞!」
とか、そんな感じかと思っていたら

「昔は良かったよね、何も特別なことなかったけど。」
みたいな感じでした。

どうにもこうにも津原さんの作品にはいまだに馴染めないでいたりとか、ワサワサガサガサした構成がツライと感じていたりとかしてはいるんだけれども、そーゆーことは一旦置いておいて、

特別ではないかもしれないけれど、
確実に経験してきた高校時代のザワメキを
感じることの出来る物語でした。


でもやっぱり津原さん苦手かも…?
( ̄▽ ̄;;) アハハ。

津原作品、記事はこちら!
#『妖都』
タグ: 青春
posted by MOW at 22:04 | Comment(4) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月13日

『デザインスタンス 新世代のクリエイターと仕事 1』萩原修&uga

♪♪
あれれ?
デザインってばおもしろいかもしれない。

#この前読んだ本はワタクシにそう思わせた。
正確にはデザインではなくてレイアウトの本だったけど
どちらも同じといったら怒られちゃったりするだろうか。

それで今回はこんな本↓を手に取ってみた。


雑誌『pen』に連載されていた、
「クリエイターを探せ」が本になりました。

萩原さんが色々な人に話を聞いて
ugaさんの写真と一緒に構成しました。

お相手の職種は
グラフィック、プロダクト、インテリア、
クラフト、メディアアートなどなど。

#水野学#柴田文江#松岡智之#村角千亜希、尾原史和、#大友学#増満兼太郎#山田佳一朗#菊地敦己、桐本隆士、#大治将典#傍島浩美#トネリコ、粟辻デザイン、#ドリルデザイン#ラヴザライフ、フラスコ、#ミニムプラプラ、古平正義、#藤森泰司#黒河兼吉#ハミル・アキ#クワクボリョウタ、早川貴章、#マイク・エーブルソン#石原ゆかり#谷俊幸、山崎宏、#村上雄一郎#福間祥乃

それと、本にするにあたり追加したのが、
下の3名と萩原修さんとの対談記事↓です。

「現場とデザイン」#立川裕大(デザインディレクター)
「働き方とデザイン」#西村佳哲(プランニングディレクター)
「メディアとデザイン」#山本雅也(デザインジャーナリスト)
(掲載順。敬称略。)

デザインスタンス新世代のクリエイターと仕事 1 (1)
デザインスタンス新世代のクリエイターと仕事 1 (1) モバイルの方はコチラ


自分でポスターやチラシを作っている友人(素人)に
「この前さぁ、レイアウトの本読んじゃった。」
などと言ってしまった。
そうしたら、こんな言葉が返って来た。
「そんなの『pen』でも買って眺めればいいのに。」

え?
そんなもんなの?
でもでもアレだよ?あの雑誌は今までに何度も購入して、見たり読んだりしてたんだけれど、レイアウトの本には思わず感心しちゃうようなことがたくさん書いてあったよ?

薄々気が付いてはいたけれど、
もう気付かないフリは出来なくなってしまった。

同じ雑誌を読んでいても
それを糧にして自分でデザインしてしまう友人と、
何も考えず何も残らず何も分かってないワタクシ。
両者には雲泥の差が広がっていたのだ!!
この違いは、日常生活の全てに及んでいるに違いない。
( ̄◇ ̄ノ)ノ アーレー。

どれだけ本を読んだとしても、センスがなきゃダメ。
そういうことなんだと思う。
それでもまた読むと思うけど。だってオモシロイし。


クリエイターのひとりひとりに割いているのが
4ページだけ(しかも文章は1ページ)なので、
情報量としては少ないんですけども、
多くの人々を同じ視点(萩原さん)から見られるので
分かりやすくて嬉しかった。

この本の中に登場したクリエイターたちは、
創り出した作品から何かを生み出し、始めようとしていた。

デザインって、奥が深そう。(*´∇`*) アフゥ。


一番のお気に入りは、#hao & mei の傍島浩美さん

posted by MOW at 07:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月15日

『ぼくらのバス』大島真寿美

♪♪
小学生の頃、歩いてすぐの公園に来ていた
移動図書館のバスに行ったことがあります。

あの頃のワタクシはハッキリ言って…
読書なんてしていませんでした。
(^ー^)ゞ イヤハヤ。

そのバスで本を借りたのは1度だけなので、
返却の時と合わせて合計2回通っただけです。
それでも記憶に残っているのは、
やっぱり図書館がバスだったからでしょう。


開館中はドアが開きっぱなしになっていて、
ステップを上がると中には本がビッシリッ!
子供たちが蔵書を勝手に持ち出さないように
運転席のおじさんの目が光っていました。

今でこそ図書館や本屋でたくさんの本の中から
自分が興味のある1冊を選び出せますが、
その頃はなかなか借りる本を決められませんでした。
バスの中にギッシリ詰まった本たちが圧倒的で
その存在感に押し倒されそうで、緊張するんです。


あの時運転席に座っていた係のおじさんと
もっとお話しすれば良かったなぁ。
もしかしたらあの人も、
圭太君や公太君の通ったバスの図書館のおじいさんと
同じような感じだったのかもしれない。
そうしていたらあの空間が輝いていっただろうし
移動図書館がやってくる日には
本を手に取っていたかもしれない。
(⌒ー⌒)


暇で暇で仕方のなかったある日、
小学五年生の圭太君は思い出しました。
近所のお屋敷にあるバスには本があって、
子供たちの図書館になっていたことを。
一年生の頃まで通っていましたが、
図書館のおじいさんが亡くなってからは
もうずっとお休みになっていたのです。

おじいさんの楽しい朗読や大きな笑い声、
そのお嫁さんのおばあさんがくれたゼリー。
「今もバスの図書館があったらいいのに。」

圭太は弟の公太を誘って
行ってみることにしました。
今はもうやっていない、バスの図書館へ。

ぼくらのバス (ピュアフル文庫 お 1-1)
ぼくらのバス (ピュアフル文庫 お 1-1) モバイルの方はコチラ

ワタクシは単行本を読みましたがコレ↑は文庫です。


圭太・公太の加納兄弟(叶姉妹を連想してしまった)は
荒れ果てたバスを綺麗にして秘密基地に仕上げるんですが、
ワタクシは秘密基地なんて持ったことがなーいっ!!
だからかなり羨ましいです。というか恨めしいです。
o(`へ´*o) クヤシイデス!!

新興住宅地で育ったので造成前の自然もまだ残っていて、
山や雑木林、湿地(!)の中を駆けずり回りましたが、
秘密基地はなかった…くぅ。
木の上に家を造って、そこで暮らしたかったです。
南の島のフローネみたいに。
(↑お若い方はスルーしてください (//▽//))

ところで今も移動図書館ってあるのでしょうか。
公立の病院に図書館コーナーがあるのは知ってるんだけれど。

タグ:♪♪ 友情 児童
posted by MOW at 22:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月16日

ドラマ『デッド・ゾーン 4』

♪♪

もう、なんていったらいいのか…。
ジョン・スミス(通称ジョニー)の非日常な日常は、
ワタクシのライフサイクルに組み込まれてしまいました。
( ̄。 ̄;) ソレモ、ドウナノ?


「あぁ。事故を起こしてしまった…。」
と思って目を覚ましたら6年も経っていた。

「えぇ?サラはもう結婚しちゃったの?!」
婚約者は僕との子供を連れてウォルトと結婚。

「ハ…ハルマゲドンが見える…!!」
過去や未来をヴィジョンで見ることが出来るように
なってしまった僕は、世界の終末を垣間見た。

今 のことだけでもバタバタしてるのに、
未来のことまで…。

僕に何が出来る???

デッド・ゾーン シーズン4
デッド・ゾーン シーズン4 コンプリートBOX(3枚組) モバイルの方はコチラ

CAST:
ジョニー・スミス(アンソニー・マイケル・ホール
サラ・バナーマン(ニコール・デ・ボア)
ウォルト・バナーマン(クリス・ブルーノ
ジーン・パーディ(デイヴィッド・オグデン・スティアーズ
グレッグ・スティルソン(ショーン・パトリック・フラナリー


今回一番記憶に残っているのは、53話。
ジョニーのお父さん(ハーブ)が登場しちゃいますよ。

ジョニーの記憶にはなかった人ではありますが、
なんてったって奇人変人扱いされていたお父さんですから
ワタクシとしても気になってしかたありません。

それにジョニーの幼少期にも興味アリですし。
そっちか!(* ̄m ̄) プ。


このドラマを観始めて以来の疑問ではありますが、
ワタクシ、ジョニーが世間的に受け入れられているのが…
フ・シ・ギ。(-""-;) ムムー。

「ここは爆発します!逃げてください!」とか
「犯人はアイツだ!アイツが殺したんだ!」とか
いきなり触れ回るわけですから。赤の他人にまで(!)。

今の世の中だってセチガライと思うし、
中にはカレを信じる人もいるだろうけど、
でも、お父さんのハーブさんへの扱いの方が
断然納得してしまうというか、極自然というか。
(どんな扱いだったかはナイショ(^ー^)ゞ)


ところでハルマゲドンの話は、
いつまでどこまで引っぱるの?
うぅーん…イケズ。\( ̄▽ ̄)/

posted by MOW at 20:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◇ 娯楽

2008年03月18日

『種田山頭火の死生 ほろほろほろびゆく』渡辺利夫


またまた#先日と同じ方から本をお借りしました。
山頭火という歴史上の人物の本で、しかも新書…
お軽い小説を読むことが多いワタクシには
少しばかり荷が思いかもしれないと思ってました。

なのに読み始めたら「あっ!」とゆー間。
( ̄ロ ̄||| ナ・ナンデ?

読み飛ばしたりしてませんよ。ホントですよ。
ただ、年代とか場所とかの歴史的なところは
あんまり記憶してないんですけど。
┐(  ̄ー ̄)┌ イツモノコトダネ。

伝記とか評論とかではなくて、この本は小説なの?


山頭火の本名は種田正一である。
本書で描こうとするのは
俳人山頭火というより人間正一である。
一部を除き山頭火ではなく
正一を用いている所以である。(抜粋)

種田山頭火の死生―ほろほろほろびゆく (文春新書)
種田山頭火の死生―ほろほろほろびゆく (文春新書) モバイルの方はコチラ


著者の渡辺さん、お顔を存じ上げているのですが、
いったいどこでお見かけしたのでしょう。
経済評論家としてTV出演していた時でしょうか。
彼は山頭火を「心の友」としているそうです。


人間ってゆーのはわからないものだなぁ。
この本を読むまでの山頭火のイメージは
「豪傑」だった。
でも今はちょっと違う。
…「弱々もアリだね。」、かな?
随分とオコガマシイ発言をしてしまいました。( ̄▽ ̄;;) ハハ。


母の自裁や兄弟姉妹の早世などの家族の状況から
「惑乱と放蕩の血」というものを意識し、
何事にも執着し、過去に生きていると思える山頭火。

彼は上記のことや他の全ての事象を言い訳にして
自分のためだけに生きていたのではないかと思えます。

大学を中退したのも周囲の人間の視線のせい、
放蕩の途中に知人宅へ寄るのは自分に必要だから。
人から何かをしてもらわなければ寂しいけど、
自分から誰かに与えることには恐怖を覚える。
といったように。

そこには喪失を避けるという意識が働いているのかな?


なぜアルコールを飲み始めたか、という所を棚上げすると、
彼の言動はアルコール依存症患者そのもの様な気がしてしまう。
言動が先か、依存症が先か。卵が先か、鶏が先か。なんたらかんたら…( ̄∀ ̄*)


ここでワタクシが書いてきたのは、
山頭火についてではなくて
山頭火について書かれたこの本の内容について、です。
ハッキリ言って何も知らないワタクシが
どうこう言える立場ではないことは承知の助ですけど。

軟弱で神経症的でしかも傲慢とも思えてしまう山頭火を
小説風の物語の中に描き出すことが必要だったのか、
そこのところを疑問に感じてしまいました。

が。
傾倒している著者の目に映っている山頭火がこうならば
それはそれで彼の本当の姿の一面を現しているのでしょう。
ヾ(。`Д´。)ノ ソウダソウダ!!


もちろん全てをひっくるめて俳人山頭火がいるんだし、
どんな状況であれ
「自由律の俳句という形で人々の記憶に残る彼」は
素晴らしいと思っていますよー。
なんだか投げやり?いえいえとんでもない。そんなことありません。 ( ̄へ ̄|||

山頭火の本、記事はこちら!
#『種田山頭火 漂泊の俳人』
タグ:歴史 苦悩
posted by MOW at 17:42 | Comment(3) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月19日

『猫はクロゼットに隠れる』リリアン・J・ブラウン

♪♪
なんだか最近急ピッチで読み進めているのが
このシャム猫ココシリーズなんですけども。
現在刊行されているものの半分くらいを
すでに消化してしまっているようですね。
もっとゆっくり楽しまなければ!!( ̄^ ̄;)

ということで、第15弾!


同僚が祖母から相続した屋敷。
クィララン♂は2匹の猫とともに
ひと冬を過ごすために引っ越した。

猫たちは気に入ったようだ。
なにしろ興味津々の造り付けクロゼットが
50近くもあるお屋敷なのだから。

そこから発見した文書を元にした
クィラランの一人芝居が喝采を浴びる中、
屋敷のかつての主人である老婦人の
自殺を知らせる連絡がカリフォルニアから入った。

ムース群では農夫が行方不明だし、
いったいどうしたことだろう。

シャム猫のココがクロゼットから持ち出す品々は
いったい何を意味するのだろう。

猫はクロゼットに隠れる
NOimage中2.jpg モバイルの方はコチラ


元新聞記者で現在コラムニストのクィラランと
シャム猫のココ♂とヤムヤム♀の行くところ…
相変わらず事件が起こってしまっていますYO!
疫病神か?っていうくらいに。
( ̄▽ ̄;;) ホントダネ。

まぁそれはいいとして。( ̄□ ̄;) エェッ?!


クィラランの昔からの親友で、現在「ムース群なんとか」という新聞社の発行人兼主筆のアーチ・ライカ♂が、同新聞のフード・ライターであるミルドレッド・ハンステーブル♀と結婚することが決まりました!!
ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノワーイ♪
いやぁ、めでたい、めでたい。うん、おめでたい。

でもそれを「親しい友人の図書館館長ポリー♀」に
クィラランが伝えたときの会話は、こう↓なんです。

ク「アーチは二組で結婚式をあげようと提案しているよ」
ポ「その考えに反対してくれたことを祈ってるわ」
(ク:クィララン、ポ:ポリー。本文より抜粋)

ポリーのこの答えを聞いて安心してんだかしらないけれど、
クィラランってば肝心なところで鈍感力発揮というか…。 
「結婚する気はない」
と何度も公の場で発言している彼に向かって
「私たちも結婚しましょ」
とか彼女が言えるわけないじゃないですか。
そんなこと言ったら
「結婚という名の牢獄からは逃げるべし!」
という本能(?)に従って彼が逃げる可能性があるのに!
二人の関係が終わっちゃうかもしれないのに!

いや。
もしかしたらポリーから結婚の話を持ち出したりしないように
わざと伏線を張っているの?確信犯なの?
クィルなら十分にありえますよね。
(-""-;) ウムゥ。

実際のところ、ポリーの気持ちがどうなのかというところは記述がないので、本当に結婚する気がないのか、もしくは結婚に憧れてても言い出せないだけなのか、分からないんですけれども。 でも、本筋であるミステリの部分よりもそっちの方が気になって妄想が膨れまくりなんです。

リリアンさんのイケズ。(*/∇\*) アゥ。
(#先日に引き続き「イケズ」で締めてみる。)

ココシリーズ、記事はココにゃん。(=^・・^=)
#1.『猫は手がかりを読む』#2.『猫はソファをかじる』#3.『猫はスイッチを入れる』#4.『猫は殺しをかぎつける』#5.『猫はブラームスを演奏する』#6.『猫は郵便配達をする』#7.『猫はシェイクスピアを知っている』#8.『猫は糊をなめる』#9.『猫は床下にもぐる』#10.『猫は幽霊と話す』#11.『猫はペントハウスに住む』#12.『猫は鳥を見つめる』#13.『猫は山をも動かす』#14.『猫は留守番をする』
posted by MOW at 20:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月20日

『メイン・ディッシュ』北森鴻


キッチンから食事をする場所までの距離って
とっても大切なんじゃないかと思う。

シャットンシャットンシャットン…
まな板の上で野菜を切る音が続く中で
グッグッグググッグツグツグッグッ…
コンロの上でなにやら煮られていたり。
この音が頭の片隅に聞こえてくると
だんだんと食べたくて仕方なくなってくる。

そこに匂いが混ざったりしたら、もう最高。
(* ̄ρ ̄) ジュルルー。


雪の降る日に道ばたで拾った同居人のミケさん。
彼はれっきとした人間の男なんだけれど正体不明。
存在感を消し去るときもあれば
何日も帰ってこないときもある。

だけど料理は絶品ね。
女優なんていうものを職業にしてるわたしには
願ってもない存在だわ。

紅林ユリエは今日も舌鼓。

メイン・ディッシュ (集英社文庫)
メイン・ディッシュ (集英社文庫) モバイルの方はコチラ


作家の小杉隆一とともに劇団を主宰する主人公が
なんだかんだと湧き起こるナゾに挑戦する連作短編。

といっても謎解きするのは大抵ミケさんなんだけど。
(* ̄m ̄) プ。


読んでいてクイズ番組に参加している気分でした。
ミステリ小説を読むときでも物語性を重視するワタクシには
少しばかり荷が重かったみたいです。
なんだかナゾナゾを解く鍵の文字群を追っているだけみたい。

人物像も最初はミケさん以外はその他大勢という感じでした。
後半は紅林vs小杉コンビも面白くなってきた気がするけど
それでも登場人物の数が増えると、みんな同じか、みたいな。

でもアレかな。
ミステリで短編となると、しょうがないのかな。

そんなわけで、小説中に登場する数々の料理たちも
ワタクシにとってはキーワードのひとつにしか思えなくて…。
(この小説は料理も主人公のひとつらしいのに残念。)

単行本書き下ろしの「アペリティフ」と
それに続く「ストレンジ テイスト」は♪♪でした。


それにしてもあれですね。
花粉の舞っているこの季節は、読書が進みますね。
今日は雨降りだから花粉の量は少ないんだけど、
それでももう外出したいと思わなくなりました。
注:仕事にはちゃんと出ているのでご安心ください。
できればそれも遠慮したいくらいだけど。(* ̄m ̄)
posted by MOW at 20:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月22日

『デザインのたくらみ』坂井直樹

♪♪♪
いきなりですが。
もしかして『pen』ってすごい?!

たまたま手にして読んだ#先日のデザイン本
同誌連載ものの単行本化だったんですよね。
そして今回目に付いた本を開いたら…
またまた雑誌『pen』の連載だったらしい!
( ̄◇ ̄;) エッ? ホントニ?

今まで3冊読んだデザイン本のうち、
2冊が「『pen』モノ」ってどうなの。
すごい確率です。

それだけ手に取りたくなるような、
デザインとタイトルの本を作ってるんですね。
儲かってますね。(*´∇`*) ムフ。

このブログでもこんなにたくさん登場して
penpenペンペンぺんぺん連呼しちゃって、
ハッキリ言って経済効果ウン十億円(推定)ですよ。
ウソですそんな影響力はありませんごめんなさいすみませんm(_ _)m


これまで作品を創るときの創意や工夫を、デザイナー自身が「コトバ」にして解説したものは、あまりありませんでした。「百聞は一見にしかず」の逆をしたかったわけです。
デザインへの基本姿勢は昔も今も同じです。「誰もやったことがないからこそ、やる価値がある。今、世の中に無いものを作ることにデザインの役割がある」と僕は考えています。
(本文「はじめに」より抜粋)

デザインのたくらみ
デザインのたくらみ モバイルの方はコチラ


デザイナーやデザインについて語られているのに
そのものの写真は載ってなくて、イラストなんです。

日本庭園や国旗、ネイルアートなんかは目にするので、頭の中にイメージが浮かんできます。 でも、たとえばマッシモ・イオザ・ギーニが1988年に発表した家具コレクション「ダイナミック」についていきなり語られても、それがどんなデザインなのかは具体的には分からないわけです、ワタクシは。

それなのに、読んでいて楽しい。ワクワクする。
なんて不思議な本なのでしょう。

これは絶対、著者の坂井直樹さんのお陰ですよね。
飯田橋駅からアンチエイジングやつまようじまで、
このデザインはこうなんだ
こんなところがおもしろいんだ
僕ならこんなデザインがほしいな、という風に
デザインが本当に好きだと感じる文章なんですよ。

イラストで表現されていたから
坂井さんの気持ちが伝わってきたのかもしれない。
もしも写真が載っていたら、
次々出てくるデザインの多様さの後ろ側に、
著者の存在が隠れてしまっていたかもしれない。


目からウロコなことが色々書かれていたんですが、
ここでバラしちゃうのもアレですか?
でも1つだけいいですか?いいですよね?

デジタルカメラのデザインが、各企業の出自によって
違う形で表現されているということでした。 
たとえばワタクシが持っているオリンパスのものは
銀塩カメラの延長線上として考えられているので、
「左手でしっかりカメラを支え、被写体をファインダーでとらえ、握った指がレンズに触れず、右手の人さし指でシャッターを押す(本文より抜粋)」
というデザインなんだそうです。
確かにそうです。納得です。(* ̄0 ̄*) ホホゥ。

他の会社のデジカメはどうなのか気になりますか?
教えてあげない。(* ̄m ̄) プ。

posted by MOW at 19:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月24日

『流れ星が消えないうちに』橋本紡


時々なにかが入り込んでくる。

砂粒ほどの小さなものかもしれないし
自分よりも大きいものかもしれないし
細くて突き刺さるようなときもあるし
太いからズシンと重く響くときもある。

#最近ワタクシに入り込んできたのは、
縁日で買った出来立ての綿菓子みたいに
柔らかくて温かくて、その上光っていた。

だけど
入ってきて嬉しいものばかりではない。
中には嫌になってしまうようなものも。

嬉しくないものの方が多いくらいかも。


高校の頃からの恋人がこの世から去って
今、わたしは毎晩玄関で眠っている。
ほんのり月光が差し込む磨り硝子の下で
おやすみ加地くん、と口にしてみる。

高校で知り合った友がこの世から去って
今、僕はその恋人だった子と付き合っている。
かすかに星空の見える街の、夜空の下で
毎日のように加地のことを思い出す。

九州から彼女の父親が戻って来た。
夫婦の間に、なにかがあったらしい。

流れ星が消えないうちに
流れ星が消えないうちに モバイルの方はコチラ


日々の暮らしの中にあって
一瞬輝く小さな幸せを見つけるのは難しい。
あぁ、難しい。

大きな幸福を喪ったあとであれば尚更。
( ̄‥ ̄)=3 フゥ。


そういうところにいるのかな、橋本さんは。


紡がれる世界の中に浸っているうちに
なぜか色々なことを思い出してしまう。

ちょっと不思議。
この感覚、嫌じゃない。

posted by MOW at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◇ 読書

2008年03月27日

『グレイがまってるから』伊勢英子

♪♪
ワタクシが散歩に連れて行くときは
ハピ子は綱を引っ張らない。
だいたい横に付いて歩いているか、
前に後ろに行ったとしても
綱がピンッと張りつめることはない。

父が散歩に連れて行くとき
ハピ子(セッター♀確か10才くらい)は
ゼィゼィ言って自分の首を絞めながら
綱を引っ張り続ける。
母のときも同様だったので、母は…
「私、もう疲れた。(T^T) グスン。」
と言って犬の散歩に行かなくなった。

むむむ? ( ̄へ ̄;) ムムム?

また別のときにはこんなことも。
「凄くつらそうに泣いてるから見に行ったら
 涼しげな余裕の表情で寝転がってるのよ!」
自分が弄ばれていることに、母はタメ息を付く。

むむむ! ( ̄へ ̄;) ムムム!

 グレイがまってるから3.JPG

我が家のハピ子は人を見るほど頭が良いのだろうか。
それとも…
そんな態度が結局自分の信用を失墜させていることに
気付かないほど頭が悪いのだろうか。
ナゾ。
(* ̄m ̄) プッ。


絵描きの家に、
シベリアンハスキーの子犬♂がやってきた。

絵描きの夫である建築家と
その2人の子供(大Mと小M)たちの家に、
真っ黒い瞳と鼻、銀灰色の毛並みの犬が来た。

ブルーグレイ色に家具が塗られた
絵描きの家にやって来たその子犬は、
「グレイ」と命名された。

グレイがまってるから (中公文庫)
グレイがまってるから (中公文庫) モバイルの方はコチラ


そういえばハピ子は去年の夏、
アレルギーが酷くなってしまった。

 グレイがまってるから4.JPG

痒くて仕方ないらしく、自分の口が届く範囲は
ガツガツ噛んでしまって毛が大量に抜け落ちた。
耳は赤く腫れ上がり、黒い耳アカ(?)が溜まる。
ソコもやっぱり痒いので後ろ足で掻いちゃうし。

あの時は散歩に出たときの世間様の視線が痛かったな。
ほぼ全身赤く血の滲んだ身体の犬を連れていると
「伝染性の皮膚病かしら?」
「飼い主に虐待されてるのかしら?」
などなどたくさんの疑問が湧いてくるらしい。

ちなみにアレルギーのことを知らない友人からも、
「あんまりイジメちゃダメだよ?」と言われてしまった。
イジメたりなんかしてません。
( ̄ロ ̄||| ガーン…

鶏肉から、果てはコットンまで、
それまでの生活と密接に関わっていたほとんどのものが
アレルゲンとなってしまっていて、さぁ大変。
毎日の服薬、2日に1回の耳掃除、週に1度のシャンプー、
食事内容の改善をしばらく続けて様子を見ることに。
そのうち薬の服用だけはなくなりましたが、
他のことはこれからも継続することが最低条件なんですが、
今現在は症状が落ち着いているので嬉しい限りです。

 グレイがまってるから5.JPG

グレイもアレルギー持ちだったんだね。
大変だったね。
ワタクシも、花粉アレルギーなんだよ。
ハピ子とワタクシと、そしてグレイと、
みんな仲間、だねぇ。

ていうか、キミのことを全然書いてなかった。
ごめんよ、グレイ。
(´▽`) アハハー。

posted by MOW at 18:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | ◇ 読書