2005年12月04日

アナタの最後の願い事。《MOMENT》

「MOMENT」本多孝好  ♪♪

この前本屋さんで この本の表紙に目がとまり、
それでも「色気が欲しい…」とかなんとか言っちゃって
「MISSING」を購入し、そして楽しみ、
「それじゃぁ やっぱり…」とかなんとか思っちゃって
結局この「MOMENT」も手に入れ、そして楽しみ、
「さて 次は何を読もう…」とかなんとか考えちゃってる。


そんな今日この頃を過ごしているワタクシですが。
みなさん この秋、いかがお過ごしですか?
(なにを のたまっているのか…^^;)


“必殺仕事人伝説”
その伝説は ある病院の長期入院末期患者の耳にだけ入るという。
深夜の病室 音もなく忍び寄る 黒衣の男
死を前にした者の願い事を聞きに 現れる
願うことの出来る頼みはたったひとつ

この噂が耳に入ってきたということは アナタの寿命は…ぎゃっ!

なーんてっ。
ホラーじゃないんですけどね、ぜんぜん。
へへへ。

本多さんの作品って いつもこうなんでしょうか。
病院の しかも末期患者を描いてる物語なのに、
たしかに 描かれているのにっ、

それでもヘビーな感じは受けないんですよねーっ。

病院の清掃バイトをしている神田君(進路未定の大学生)。
優しいのか 甘いのか 冷たいのか 面白いのか
ちょっと不思議な こんなカレが
ひょんなことから“必殺仕事人伝説清掃人バージョン”を作り
妙な義理から 仕事をこなしていく。

あの戦争で憑かれた 鬼の退治
修学旅行 初恋の 淡い思い出
見舞いのない患者がする 電話
元祖仕事人との命をかけた対決

こんなACTに挑んでいくことで 自らを成長させていく神田君。
ウィットに富んだカレとの対話は
それだけでも 入院患者さんの生活に潤いを与えるんじゃないかな。

そんなカレに似た人を ワタクシ知ってたりして。
その人と話していると、やっぱりついつい微笑んじゃうんだなぁ。

神田君の物語、短編連作のこの本は
幼なじみの出入り葬儀屋森野さんとの関係も含めて
なぜか
あったかーい気持ちになれちゃいますよー。



タグ:♪♪ 友情 病気
posted by MOW at 07:55 | Comment(2) | TrackBack(2) | 読書
この記事へのコメント
こんにちは〜
死に直面するという重たいテーマなのに
なんだかさわやかというか
すがすがしいというか、
嫌な重たさの残らない本ですねー
面白かったです。
「MISSING」もちょっと気になってきちゃいました〜
Posted by ぶっか at 2006年08月01日 23:27
ぶっかさん、こんにちは〜
ほんとですよねぇ。死がテーマとは思えないくらい…
(ちょっと言い過ぎですか?)
一重に神田君のお陰だと思ってます^^

ワタクシも最近 本多さんの本を読んでませんでした。
またチャレンジしてみようかなぁーっ!
Posted by MOW at 2006年08月02日 14:10
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