2005年12月08日

一生続く《白夜行》。ひとりになっても…

『白夜行』東野圭吾  ♪♪

ちょっと長めの このミステリー、
なんて言ったらいいのか…
読後感が ツライです。
怖いんじゃなくって ツライ。

ただ、東野圭吾さんの作品を もう少し読んでみたいな、
って思わせられちゃいましたっ。



その昔
建設途中のビルで殺された質屋の主人 とその息子
質素なアパートで事故死した一人の女 とその娘。
そして それぞれに成長していく これらの男女。
質屋殺人事件の犯人を執拗に追い続けていく刑事

愛 と 企み
心の闇 と 秘めた行動


物語の長さも そんなには気にならないかなって思います。
どんな出来事が いつどこで 起こっていたか把握していく…
そんな展開が広がってました。

だからでしょうか?
犯人の目星は ホントに早い段階から付いちゃいますっ。
それに 犯行の理由も 想像が出来てしまいました。
そこらへんは 推理する事 が好きな人には合わないかも?!
でも そんなことが問題じゃないのかなー。

犯人が 初めて犯行に及んでしまったまでの 過程と理由、
そしてその後に重ねていく犯行の 残酷さと冷酷さの意味、
そんなことに想いを馳せることによって
物語の恐ろしさを 楽しむことができるような気がするっ。

印象に残ってるのは、ラストシーン。
社会で成功した美しく優雅な女性が
エスカレーターに乗って去っていく 後ろ姿。

この女性の 過去 今 未来、
そこにあるであろうもの に触れることは
平凡な日常を送っているワタクシには 必要だったのかも…



posted by MOW at 19:36 | Comment(7) | TrackBack(6) | 読書
この記事へのコメント
こんにちはぁ〜。
白夜行読破お疲れ様でしたっ!!
私も今、東野圭吾のエッセイ(紀行文)
【およいで帰れ】を読んでいます。
推理小説家のイメージだったのですが
軽快で、たのしい文章で、去年のオリンピック観戦を書いたものです。
読み終わったらアップしますので
また遊びに来てくださいね。
Posted by ベリー at 2005年12月09日 15:04
いや〜ん、間違いました。
東野圭吾ではなく、奥田英朗でしたっ!
ああ、はずかしすぃ〜っ。
取り急ぎ、お詫び申し上げます。
Posted by ベリー at 2005年12月09日 18:14
べりーさん、こんばんはっ。とっても朗らかなコメントいただきでございますぅ。^^v
エッセイですかぁ。実はあんまり読んだことなかった(読書もしてなかった)んですけど、つい最近「これってエッセイ…だよね?!」なんてゆー本「東京タワー」を読み始めたトコです。
奥田英朗さんのエッセイは笑えるみたいですねー。ここにも遊びに来てくれるtsukikoさんが記事で紹介してたような。こうして記憶してるくらいだから、気になってたのですっ!
読みに行きます、行きますよっ。楽しみですっ。
Posted by MOW at 2005年12月09日 21:48
東京タワーは、リリーの方ですか?それとも
江國香のほうですか?
リリーの方だと、感動ですよ。
私も8月に読んだんですけど、とてもいい本です。
http://blog.goo.ne.jp/fai116/e/eef1db01f4fe1481225448ecf5a8eed6
↑ブログ御参照下さい。
Posted by ベリー at 2005年12月10日 13:32
リリーの方でした!そうなんですか、江國さんも同じタイトルの本を出してるんですか、ふむふむ。
リリーさんのは感動ですかぁ、楽しみですっ。あ、まだほとんど読み進んでないんですよ^^;
いまベリーさんの記事を読んできました。楽しかった^^。思いあまってコメントまでしてしまいました。ほほほ。
Posted by MOW at 2005年12月10日 23:39
分厚いわりに結構なペースで読み終わった気がします。
この主人公とヒロイン、近くにいたら恐ろしいですね・・・
笹垣刑事の執念、最後は・・・。
もう少しハッピーな人がいても良かった気がしますが、基本的にこのお話は「太陽なんかない」というお話ですもんね・・・。
Posted by ぶっか at 2006年03月07日 20:28
ぶっかさん、どうもです^^
うーん、近くにいたらホント恐怖です。
ワタクシ雪穂様に操られてしまいそう。
あ、でも利用価値を見出してもらえるかどうか…
実際に笹垣刑事みたいな人はいるんでしょうか。
いてほしいような、いたらコチラもある意味怖いような。
陽の登らないトコロに生きている人々の世界は
考えさせられちゃいますよねー…
Posted by MOW at 2006年03月07日 21:29
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