2008年10月06日

『名人庭師 とっておきの知恵袋』平野泰弘

♪♪
この前#ターシャさんの本を手にした後、記事にしてないけどポールさんの本も読みました。 二人に共通することは、植物の適正に合わせて植栽しましょう、ということ。 とっても魅力的な庭の写真をたくさん見ました。 そしてその中には、雑木が主木の庭もありました。


庭でさわやかな雑木の趣を何年も楽しむのは、
至難のことと考えていいだろう。
(「まえがき」より抜粋)

名人庭師とっておきの知恵袋
名人庭師とっておきの知恵袋 (講談社プラスアルファ新書)
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なぬ?!
只今流行中(らしい)の雑木庭が、至難とな?
たまたま読んだ本の綺麗なイメージで「雑木を使った庭も良いですねぇ。」とか思い続けていたら、実際に造園することになったときに泣きを見るかもしれないみたいです。 それはマズイ。 名人庭師の言ってることは、聞いておくにこしたことはありません。

ということで読みました。

日本で長い年月掛けて庭木として定着してきた木は、形を作らないといけないから面倒くさいけれど、逆を言えば形を作り易いくらい成長が遅くて扱い易いということらしいです。 だから、限られたスペースである庭の中で使い易い。

逆に雑木やまだ日本に入ってきて長くない木などは若木のうちは柔らかい印象が優しげでも成長するうちに手がつけられなくなることが多いそうです。 大きく太くなってしまったり、剪定するほどに枝が暴れたり。

言われてみればそうですよね。 木に明るくないワタクシはイメージしづらいけど、庭が広いならともかく、林や森に自生しているものを、都会の狭い庭に植えたら面倒も多いことでしょう。

そこで、雑木を庭木にするのは至難な業か、という問題に戻る訳ですが、名人平野さんは「いまどきの若い設計屋は、先行き、庭の中で雑木がどんな暴れん坊の木になるかを知らない者が多すぎる。(「まえがき」より抜粋)」と仰っています。

結局、庭木だろうが雑木だろうがその木の性質を知らずに扱えば後々面倒なことになるということなんですね、たぶん。それなら、成長した草木の姿を前提に造園している前述のポールさんは、雑木を扱ってはいるけれども大丈夫なんじゃないでしょうか、と思うんですけどどうでしょう。

木の話以外の、庭師と施主との付き合い方などの四方山話が読んでいて楽しく、勉強になりました。 さすが、講演慣れしていらっしゃる。



タグ:雑学 ♪♪
posted by MOW at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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