2005年12月22日

積年の夢を実現させる8日間。《ロード・キル》

『ロード・キル』ジャック・ケッチャム  ♪♪

読んでしまいました、ケッチャム作品。
この前読んだ『隣の家の少女』の記憶が 強烈に残り、
もう ガマンできなかったんですーっ!

DVが原因で離婚した ♀キャロル
キャロルの現在のカレ ♂リー
妻と別居中の地元刑事 ♂ルール
そして…
殺人を夢想するバーテン♂ウェイン

ウェインは 自分に関係する人々をチェックします。
「言葉遣いがなってないから 有罪」とか。
ウェインは いろんな動物を殺して 楽しんでます。
「人を殺したいけど これでガマン」とか。

それまでの人生の中で、
なにがあったのか、わからない。
なにかがあったのかもしれない。
原因は家庭環境かもしれないし、全てかもしれない。

でも。
そんなカレだけど、まだ殺人者ではなかったんです。
人は殺してなかったんです。

偶然殺人現場を目撃してしまうまでは…


それを見なければ 一生人を殺さなかったのか、
それとも いつかは自分の夢を果たすときが来たのか、
それは誰にも分からないけれど。

カレがちょっとしたキッカケで
(殺人目撃は大したキッカケでした…すみません)
自分にだけ純粋な世界に飛び込んでしまうのを見るのは、
哀しいような気がしたんです。

人を殺してしまうことや 人が殺されてしまうことに、
空しいような 泣きたくなるような。

一番恐怖を感じたのは、
死体を発見した少年の善良な冷静さかもしれない。
人間の死体を見つけたときの心の反応が無い。
ベランダの隅でカナブンの死骸を見つけたみたい。
人の死に対する視点が 恐ろしいです。

もちろん、死というものは全ての生き物に対して
“同等”であるべきなんだけど…
この少年の将来は どんなものになるんだろうか。

『隣の家の少女』を読んでいるときは、
主人公の男の子に感情が入り込んでました。
でも今回、この『ロード・キル』では、
誰かに感情移入することはなかったんです。

なんでだろう。なーんでだろ。
読んでて哀しくなったことからも分かるように、
我ながら 奇妙な楽しみかたをした気がするんですよっ。
こんな殺人モノを楽しめるなんて…ヤバイ?!





タグ:♪♪ ホラー
posted by MOW at 18:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
MOWさん、こんばんわ。
ジャック・ケッチャム読んだんですね。なんか面白そう。殺人願望のある男がそのボーダーラインを超えるお話なんでしょうか?感情移入はしづらそうだけど・・・。
私も「隣の家の少女」を読んだ後に「オンリー・チャイルド」という作品を読み始めたんですけど途中で止めてしまいました。うぅ。面白くなかったのです・・・。
「オフシーズン」なら読めるかな?これまた実話で食人鬼の話なんですって。思いっきりグロいとは思うのだけど。。。

平井堅のライブ良かったみたいですね♪お酒とかも飲みながら楽しめるライブだったんですよね?男性同士のカップルズの描写が面白かったです(笑)
Posted by Duca at 2005年12月22日 23:13
Ducaさん、こんばんはっ。
読みましたよー、「隣の家の少女」がスゴかったので。そうですか、「オンリー・チャイルド」…。実は、この「ロード・キル」、殺人のボーダーラインをスグに超えてしまってそれを楽しんでいく物語なんですけど、限りなく♪に近い♪♪なんですっ!オススメしづらい感触が残ってます…残念(><
「オフシーズン」は実話?!これの方がやっぱり気になりますね。どんな実話なんだろ…。またチャレンジしてみようかな。
Ken's Bar良かったですよ^^、とっても。チケットにドリンク券が付いてて、飲みながら楽しむんです。生の迫力って違うなーって思っちゃいました!
そういえば今、Ducaさんのブログで記事を読んだ「ロケットボーイズ」がワタクシの所で順番待ちをしてるんです。面白そうだったから、楽しみぃー。
Posted by MOW at 2005年12月23日 17:45
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