2009年01月20日

『蕨野行』村田喜代子

♪♪♪
「5年くらい前に姥捨て山の映画を観たよ」
そんな言葉に、ワタクシはなぜか反応した。

よくよく聞いてみたら
姥が捨てられるのではなくて
姥が山で生活するだけだ、という。
しかも毎日里へ働きに来るらしい。

「なにそれー(>▽<)」
聞けば聞くほど、ワタクシは笑ってしまった。

里で面倒を見切れないから山へ追いやるのに、
毎日山から下りてきて、里で仕事をもらって
働いた見返りとして食料を得ていたならば…
そのまま里で生活していたって同じじゃん!!
と、思ったのだ。


押伏の村には秘密の掟がある。

六十歳から先は蕨野の丘で生活しなければならない。

今年は九人のジジババが野へ入る。

蕨野行 (文春文庫)
蕨野行 (文春文庫)
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読んでみたら想像と違っていた。
いや、聞いた話に間違いはなかったんだけれども、
ワタクシの貧相な想像の世界から
更に、遥かに、深い世界が、描かれていた。

生きるということに積極的になれた気がした。
ワタクシたちは生を飾り立てすぎているのかもしれない。

さらりとした読み応えだけれども、この先記憶に残るでしょう。

映画↓の方は、市原悦子さん主演でした。
わらびのこう



posted by MOW at 16:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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