2006年01月16日

《四日間の奇蹟》よりももっと長かった奇蹟。

『四日間の奇蹟』浅倉卓弥

ええっと。
前回たまたま巡り会って『雪の夜話』を読んで、
「あぁ、また読んでみたい作家さんだなぁ」なんて。
そしてこの『四日間-』がイイらしいと知って
それで読んでみました。

第一回このミステリーがすごい!大賞受賞作品!
どーりでみんな読んでるわけだっ。


ピアノピアノピアノ。そしてピアノ留学
如月♂は 留学先のオーストリアで事件に巻き込まれる。

ブローカの活動が芳しくないサヴァン症候群
千織♀は 旅行先のオーストリアで事件に遭遇する。

ピアノを通じて理解し合い、互いを存在たらしめる。

そんな2人がピアノ巡業ボランティアで訪れた先は、
国立脳化学研究所病院。
長期療養患者が集団で生活する このセンターで
真理子と出会い 奇蹟は始まる…

とってもイイ話なのに、楽しめませんでした。
先にひとつお断りしちゃいますけれど、
有名な過去作品を彷彿とさせることは全く関係ありません。

それじゃぁ、なんなのか!
“4日間の奇蹟”が起こる前が 奇蹟過ぎる気がっ。
真理子さんは
仕事頑張っちゃう 人のこと考えちゃう
言いたいこと言っちゃう 明るく振る舞っちゃう。
こんな人、ワタクシ大好きです!

でも、ある意味閉鎖された空間の中での集団生活となると、
果たしてその中で素晴らしい人間関係を築けるのかどうか…
ヤル気満々な彼女を 疎ましく思う人も多いんじゃ?
哀しいことだけれど。
小説なのは分かってるし、ひねくれた考えなんだけれど、
そんなことが気になって仕方がなかった。

ワタクシには このセンターの存在が奇蹟に思えちゃう。

ハマルべき4日間についても、
障害(この言葉も不適切かも)を負ってしまった人々の
精神的過程を凝縮してなぞっているように思えてしまって…

それでもまた浅倉さんを読んでみたいと思います。
うん、読んでみたい。





posted by MOW at 18:03 | Comment(3) | TrackBack(2) | 読書
この記事へのコメント


Blog楽しませていただきました。
私はe-アフィリというアフィリエイトサイトを運営しています。
宜しければこちらのサイトで当アフィリエイトに参加してみませんか?
1登録@1000円の成果報酬が簡単な登録で、今すぐ開始可能です。
ご興味があれば是非サイトをご覧下さいませ。

↓詳細は↓
http://e-af.net/?o
Posted by e-アフィリ at 2006年01月16日 18:35
こんばんは。

四日間の奇蹟読んだのでTBしました〜。
有名な過去作品がなんだかわからなかんですけど、そんなに似ているんですかね?
この人の描く女性がすごい好きになりそうでまた読んでみたくなっちゃいましたよ。
Posted by kbb at 2006年02月02日 20:49
kbbさん、こんばんはです!
トラックバックをお返ししてきました^^
気になってたんですよぉ。ずっと“積ん読中”の所にあったので…
過去作品はもし本気で知りたくなったら言って下さいね。
でも知らなければ知らなくても…なんて。
ワタクシはそんなに似ているとは感じませんでした。
とある設定が同じなだけで、話が違いますからっ。
「雪の夜話」で真っ白な雪景色の中、公園にいる少女も、とっても魅力的でしたよー!
真理子さんとはまた違った印象で。
Posted by MOW at 2006年02月02日 21:27
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/11772284

この記事へのトラックバック

浅倉卓弥
Excerpt: 「四日間の奇蹟」 浅倉卓弥 なんだか昨日のワインが残っているkbbです。こんばんは。ワインにはアルコール以外になんか人を酔わせる物質が入っているんでしょうかね。 四日間の奇蹟を読み終わりました。5..
Weblog: あれやこれや
Tracked: 2006-02-02 20:47

[C] 四日間の奇蹟
Excerpt: 不慮の事故によりピアニスト生命を立たれた敬輔(吉岡秀隆)は、その事故で知り合った
Weblog: CHIBIZON
Tracked: 2006-10-22 01:40
TOP▲

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。