2006年01月21日

うー、サーターアンダギー食べたい。《サウスバウンド》

『サウスバウンド』奥田英朗  ♪♪♪

俳優の奥田瑛二さんと勘違いしてて、
果ては読み方を“おくだひであき”さんだと思いこんでて、
ほんと失礼続きで申し訳なくおもっております、奥田さん。
この物語を楽しんでしまった今、もうアナタを忘れません!
かなり好きと思われます。

小説についてよく分からなかったから、
また 表紙買い してしまいましたっ。
この本、装画がとっても気持ちイイんですよー!


ね、どうですか? 元気になりそうでしょ?
実は 初詣の時に見た狛犬と シーサーって似てるな、なんて。
そんなところも選択に影響を与えてたりして…単純なものです。

もうすぐ12才の 上原二郎くんが主人公なんですけれど、
もー、それはそれは興味深いってゆーか。
悩みがあるとゴハンを3杯しか食べられなくなっちゃったり
起きてオシャベリしたいのにいきなりノンレム睡眠だったり
ぐげっ膝が痛い。なんて思ったら身長が伸びてる気がしたり
とってもイキイキと描かれていて 微笑んじゃう。^^

しかぁーしっ。
そこはそれ、それだけじゃ終わりません。

突如居候し始めた アキラおじさん
児童相談所の常連 黒木(同級生)
小学生相手にマジギレ カツ(中学生)
女性と教員の狭間で揺れる 南先生♀

なんだかね、表紙の雰囲気にも関わらず、
気付いたらずっと 東京・中野の物語でした。
300ページくらい読むと 沖縄
でもそんなの気にしなかったなぁ。

なにしろ 二郎くんの親は…元過激派のアナーキストだから!!
右翼、左翼、公安、役所、保護団体にマスコミ、入り乱れっ!!

最初は 怖いんだか、優しいんだか、
良く分かんなかった 父・一郎さん。
ちょっとずつ 立派で カッコ良くッて まぶしくなってく…
理不尽で 一筋縄ではいかない世の中は続いても、
少しでも正直でいたい。
そんな風に思っちゃいましたーっ。

南先生の手紙も、500ページあたりも 涙ぐんじゃって…
熱中とゆーよりも集中というハマリ具合でした。



posted by MOW at 15:44 | Comment(10) | TrackBack(7) | 読書
この記事へのコメント
おっ!これ、読みたいと思ってたんだよなぁ。やっぱり、面白いんですね〜。
奥田作品で私のオススメは「最悪」と「邪魔」かなぁ。特に「邪魔」の方が面白いかな?ノンストップ・クライムノベルって感じで深く考えずに楽しめるエンタメですよ。
今読んでるのは「海辺のカフカ」なんですね。私も読んだことあります。感想、楽しみにしてますね♪
Posted by Duca at 2006年01月21日 23:11
Ducaさん、こんばんはー!
おもしろかったですよー、これ!なんだかよく分からないうちに引き込まれちゃって、一緒に沖縄へ行っちゃいますっ。力のある小説だなぁ、って感じました。
「最悪」?「邪魔」?どっちともスゴイタイトル…。全然違う雰囲気が描ける作家さんなんでしょーか。
「海辺のカフカ」、今なんとか下巻にいってます。明日には記事UPできるといいんだけれど、どうなることやら。
ってゆーことで、今日はUPなしだったりするんですよん♪
Posted by MOW at 2006年01月22日 20:56
第一部の終盤の黒木の不器用さが良かったです。
あとは、バク転して戻しちゃったり、女の子のまえでいいかっこしいな二郎君も、何気にやり手で末っ子パワーを発揮していた妹もいい感じでした〜
Posted by ぶっか at 2006年02月05日 00:40
ぶっかさん、こんばんは。
確かに黒木君、イイ感じです。味が出てる感じ?!
なんだかんだいっても、二郎くんの魅力が
全開してますよねっ!
パパはもちろん元気溌剌ですけど、
子供達がイキイキしてて、少しホッとするところもあったりして…
あぁ、沖縄の情景が目に浮かぶです^^
Posted by MOW at 2006年02月05日 21:15
奥田英朗、どんどんいっちゃってくださいませ。 空中ブランコも最悪もララピポも同じ作家が書いたのか!?と思うほどキャラクターのタイプも雰囲気も違いますが、どちらにしろ引きずり込まれていきますよ。 奥田さん、読み出したら眠らせてくれません。お気をつけて。
Posted by tsukiko at 2006年05月29日 08:40
tsukikoさん こんばんはです。
作品事に印象が変わるとみなさん仰るので、
読む間隔をあけておかないとショックが大きそうです。
そうですね、眠れなくなりますよね。気を付けないとですよね。
体調万全にしておかないと、翌日がつらいかも…
それにしてもtsukikoさん一家は読むのが早いですね!
2時間で読めるなんて…うらやましい限りです^^
Posted by MOW at 2006年05月29日 20:56
MOWさん、こんにちわ。
残暑お見舞い申し上げます。
TBありがとうございました。

なんだこれっ!ていうくらい本当に面白かったです!沖縄にも行ってみたくなったし、サーターアンダギーも食べたくなりました。そして奥田さんってこんなのも書けるのね〜っていう驚きもありました。すごい作家さんだって改めて思いました。
Posted by Duca at 2006年08月16日 12:37
Ducaさん、こんにちは!
そうですね。残暑お見舞い申し上げます。
今日は花火が上がるのか 不安なMOWです。

おもしろかったでしょーっ!!
いまでも鮮烈な印象が残ってますよ^^
そしてDucaさんも「こんなのも書けるのね」
と感じたんですね…
雰囲気違いすぎるのがこわくて、
ワタクシ他の本を読めないんです。
Posted by MOW at 2006年08月16日 14:28
こんばんは。

とうとう読んでしまいました。
やっぱりというか、当然というか、読み始めたら止まらないですね。読み終わったときには二の腕が筋肉痛でした。

沖縄に遊びに、じゃなくて移住したくなる物語でした。一郎は遠くで見ている分にはいいのでしょうけど、家族には欲しく無いなぁ。でもいたらいたで、そのパワーに巻き込まれてしまって楽しんでいる自分がいる気もするのですけどね。
Posted by kbb at 2008年11月17日 02:12
読んでしまいましたか、kbbさん。
二の腕が筋肉痛?
ということは、ハードカバーにチャレンジしたんでしょうか。
それとも今では出版されている文庫版も、相当な重さだったりして。

沖縄って人気なんですよねー。
確か住宅の価格も急騰していたんじゃないでしょうか。
今とこれから先は分かりませんけれども。
一郎お父さんが自分の実父だったら…
絶対に今とは別の自分がここにいるでしょうね(笑)
Posted by MOW at 2008年11月17日 19:53
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Weblog: 「本のことども」by聖月
Tracked: 2006-01-21 19:06

『サウスバウンド』 奥田英朗  (角川書店)
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