2006年04月21日

《私が嫌いな私》は、本物の私?偽物の私?

『私が嫌いな私』重松清 ♪♪

ワタクシこの本、借りて読んだんですけども
まだ20代に書いた 初期の作品なんですよね。
文庫化もされてないみたいだし、
Amazonでも在庫切れみたいだし、
読もうと思っても探すのが大変かもしれません。

ワタクシは狙っていた本が見あたらなかったので
こちらを先に手に取った次第でございます。

ちょっと小耳に挟んだ情報によりますと
著者の重松さんからして…
あんまり気に入ってないみたいな感じなんです。

そ…そんなに変かな…??


まだ10代のあずさ♀は家庭教師の元でお勉強。
「でもね。条件があるの。
 双子の先生じゃなきゃダメ。ゼッタイッ。」
(覚醒剤取り締まりの標語みたいだけど ^^;)

自分の内面に存在する偽物本物
一卵性双生児に窺える 
自分の好きな自分でいたいし、そうなりたい…。

彼女は小さいときに手術してたんです。
全身の血液を輸血によって入れ換えるという術を。
 自分の身体の中に存在する他人。
 成長と共に大きくなってく他人。
 いつの間にか支配し始める他人。
移植すると、その臓器と共に身体へ侵入した他人に
自分が乗っ取られる感覚に陥ることがあるんですよね。
あずさは それ なのかもしれない。
他人の血だから 本当の自分じゃない、という…
あずさの年齢から考えれば 日々是修行。なのに
その上、そんな苦悩もしなければならないんです。

1970・1980年代の角川映画のような、
そんな印象を受けちゃいましたっ。
“読む”というよりも“観る”感覚に近いかもっ。
たしかに若いときの作品なんだろうな、とは思うけど、
でも ワタクシは読んでて楽しめましたよ!





タグ:病気 ♪♪
posted by MOW at 19:09 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
こんにちは。
本好きピープルから来ました。
気分評価、面白いですね♪
リンクさせていただきました☆
また、来ます〜
Posted by sonatine at 2006年04月22日 11:47
sonatineさん、こんばんはっ。
こうしてコメントいただけちゃうと、嬉しいですねー^^
ありがとうございます!
今遊びに行ってきたんですけど、お互い偏食家…
たまに他の人のブログ記事を検索してみると、
自分だけだったりして ワタクシ悲哀を感じます。
めげずに(めげてないけど)頑張っていきましょうねー!!
Posted by MOW at 2006年04月22日 18:31
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