2006年06月09日

ちゃんと生きているか心配…《さよならバースディ》

『さよならバースディ』荻原浩 ♪

うむむっ。ミステリ小説だったのですね。
読後にはそんな感じもしましたけれども。
でもなんだかいったいなんの物語なのか…
釈然としない感が残っちゃってるんです。

東京の外れにある 霊長センター。
そこで数年間に渡り行われているのが
“バースディ・プロジェクト”。
ボノボのバースディに人の言語を教え込む!

助手なのに責任者の マコ♂
内緒で付き合う研究員ユキ♀
テレビにも出ちゃう野坂教授
ぶた はな な色黒大友教授
そのほかにも魑魅魍魎もののけぇ…


というか
そんなにオドロオドロシイものでもないでしょうか。
よくある小さいけれど自分にとっては全てみたいな
そんな世界の濁流が チラッと顔をみせるのです。

欲望の川を 創り出す人、見ないフリをする人、
耐えられなくなる人、翻弄されるボノボ。
はぁぁぁ。(><)

※ボノボ:ピグミーチンパンジー。チンパンジーよりも小柄で、同等かもしくはそれ以上の知能を持ち、性格も温厚。

成人したヒトたちのことなんて全然気にならなくって
ひたすら 実験動物のボノボのバースディをみてた…

自分がサルなのか ヒトなのかわかってない子
家族だと思ってる研究員にオリへいれられる子
良くも悪くもヒトの顔色を窺って生きている子
体調が悪くてもヒトにさんざんに利用される子
ヒトの一存で生まれ故郷である日本の実験室から
 アフリカの自然に帰されることを決められちゃう子
チョットしつこかったですか?^^;

ボノボのバースディが かわいいから、
まだ言葉がハッキリしない甥っ子を思い出すから、
憤慨ものなのです。
釈然としないのです。 ぶーっ!!

とっても よく作り込んでいるようにも思える物語なので
残念なのですーっ。





posted by MOW at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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