2006年08月21日

冷たい血脈を断ち切るのも《冷血》…?

『冷血』トルーマン・カポーティ ♪♪♪

最近なんだか ココロがドロドロしてるかも?
そー気付いてから選び出してみたのがこちら。


アメリカ カンザスで起こった殺害事件。
一家4人が 別々の部屋で縛られ、
散弾銃で頭部を撃ち抜かれていた…。

惨劇に巻き込まれる迄の被害者家族と、
悲惨な事件にザワメク 村の住人達と。

そしてもちろん犯人の、
殺人に手を染めるに至る 生い立ちから
逃亡、逮捕、裁判、判決、刑の執行まで。

“5年余りを費やして綿密な取材を敢行し”
描かれている 犯罪ノンフィクションです。

はたして 誰の冷血なのか、どこまで冷血なのか、
考え始めるとキリがない。
正解もあるかわからない。
犯人だけじゃナイですよ?
犯人の人生に関わった人々、
犯人に判決を言い渡す陪審、
そして…
こんな凄惨な事件の再現物語を読んでおきながら
あーだ、こーだ、と言ってるワタクシも同じかも。

くらーい くらーい気分に落ち込んでいきます…。

あの、忘れないためにチョット抜粋させて下さいね。
本の中で、精神分析の仮説が書かれてるんですよ。
「子供がそれを克服する能力を身につける前に、圧倒的な刺激にさらされるのは、自我の形成における初期の欠陥や、衝動の抑制における後期の深刻な障害と密に関係する。」
他者を攻撃する場合にも、
必ずしも怒りとかの感情を併せ持つ訳ではない。
とか そーゆーことですね。
もしも障害であるならば、それは…
障害を持ってない(と一応認識されている)人々が
どーの、こーの、と言えないとゆーこと?
そしてソノ障害は防げるモノとゆーこと?

もう1つ気になっていたのは、
殺害されたクラッター一家は、メソジストだったこと。
その場合、事件に巻き込まれた魂の行方はどうなの?
どぅか 救いのある教えであってほしいです。





posted by MOW at 21:05 | Comment(2) | TrackBack(1) | 読書
この記事へのコメント
初めまして!
私もこの本を読んで、「冷血」というタイトルの意味をずっと考えてました。
確かに、犯人だけでなくて、この事件に関わった全ての人たちに通じる”鍵”になる言葉かもしれないですね。

トラックバックさせていただきました。
これからもブログ、楽しみにしています♪
Posted by 瀬川未久 at 2006年09月03日 14:28
瀬川さん、はじめましてー!
コメントとTBありがとうございます!
うれしいです。

現役の書店員さんなんですね?!
ワタクシの記事を見つけだしてくれて、感謝です!
今、瀬川さんのところを覗いてきたんですが、
カポーティの映画まで公開されるなんて…
“カポ熱蔓延中”なのかもしれませんね?^^
あんまりカポーティ情報を知らずに読書したので、
とても勉強になっちゃいました。^^

NET回線が繋がっている今、急いでコメントしてますが!
この後、記事をUP出来るだけの間 良好な状態を
キープしててくれるか心配です(T▽T)
懲りずにまた遊びに来てくださいね!
Posted by MOW at 2006年09月04日 15:02
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