2007年01月13日

『快楽の封筒』坂東眞砂子


おわわぁぁぁ。
坂東さん、すごいですね。
この前読んだ#『満月の夜 古池で』とは
路線がぜんぜん違うじゃないですか?!

本の裏に書いてある説明には こんな言葉が…
“傑作官能小説集”
…。 こりゃまた、びっくりっ!

しかぁし! ここで怯んではいけません。
本読みとしての威信を賭けてチャレンジです。
( ̄+ー ̄) ガンバリマス!


「隣の宇宙」
 夫と6才の娘とともに暮らすマンション。
 ある日鏡子は隣に住み始めた男とすれ違う。
 マンションの廊下から何かが始まる…

「謝肉祭(カルニヴァーレ)」
 夜李子はかつて4年間暮らしたヴェネツィアで
 休暇を利用して 3人の男友達と会う。
 それぞれに成長した4人の大人が集う夜…

「蕨の囁き」
 つゆは新しく村に越してきた一家が気になる。
 初めて見たときから その家の主人に目がいく。
 お互い家庭を持つ身だけれど 身体が…

「奪われた抱擁」
 初美は大学時代、自分のことをデブでブスだと
 そう思って生きていた。
 そしてある日女性に奪われた唇。あれは…何?

「アドニスの夏」
 中学生の私、菜美は母と妹とフランス旅行へ。
 小径散歩の途中 きらきら光る小川で出逢った
 あの男の子が忘れられない。会いたい…

「二人の兵士の死」
 恋人と暮らしてる香名子のところへ朋世が来た。
 大学時代の友人は事情があって家を離れたのだ。
 そんな彼女を励まし 勇気づけていくうちに…

「母へ」
 私はお母さんのところへ帰ることはできない。
 父の浮気に悩みながらも 娘を結婚させる気だ。
 私は恋人と上手くやってる。やってると思う。

「快楽の封筒」
 博重は家族と夢の庭付き一戸建てのために働く。
 ある日娘は言った。
 お母さんと隣の小父ちゃんは愛し合ってるの。
 博重は確かめずにはいられない。そして…

最初と最後の短編は 繋がっているんですけども、
この二つには 身も心も吸い込まれるようでした。
どこにでもいるような夫婦の間に
ある日突然 別の男が入り込んできたら?
3人の行く末は どうなっていくのか?
続きが読みたいくらいですっ!

あとは「蕨の囁き」も印象に残るかなぁ。
8篇ある中でたったひとつ着物を着る生活なので…
やっぱり男も女も着物を着ると
どーしても色っぽくなっちゃうんですよねぇ。
所作なんかも洋服の時とは違ってきますし。
(//▽//) アキャー!

「チョット最近ご無沙汰だわぁ」
なんて感じてる方、手にとってみてはいかがー?





タグ:恋愛 短編
posted by MOW at 06:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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