2007年04月18日

『ゆれる』西川美和

♪♪
最近いつも本を読んでいる。
なにかに憑かれたように漁っている。
そして、
読んだら必ず記事を作っている。
備忘のためにも書くようにしている。

でもどうだろう。
この本を読み終えた直後に、
はたして文章を書いていいんだろうか?
ワタクシの脳ミソは今、グラグラです。
全方向に飛んでいきたいくらいなのに、
結局 半歩も踏み出すことができない。
そんな感じ。

 弟の猛は語る。
 いつも庇ってくれた兄、稔のことを。
 智恵子は語る。
 元カレの猛と、共に働く稔のことを。
 父の勇は語る。
 良い子の稔とやんちゃな猛のことを。

 今、猛は東京から戻ってきた。
 父、兄、智恵子の働くGSがある実家に。
 そして悲劇は起こる…


どうしよう。わからない。
稔、猛、勇、智恵子、伯父で弁護士の修と
ガソリンスタンド店員の洋平が語るこの物語は
いったい何が真実なのかが分からなくなる。

みんな、本当のこと喋ってるだろうけど、
敢えてクチにしないことや
自分を誤魔化していることが
やっぱり、あるんじゃないだろうか。
そんな風に考えると 自分の足下が崩れていく。

もしも今、
自分は否応なく親の介護に明け暮れているのに
兄弟はそんな実家に近づきもせず生活している、
なんていう人がこの本を手にとってしまったら…
ギリギリのところでなんとか押さえ込んでいた
くすぶり続ける感情を

爆発させてしまうのではないか?

と心配になる。
もちろんこれは介護の小説ではないけれど。

この映画のノベライズ↓
ゆれる





タグ:家族 ♪♪
posted by MOW at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(1) | 読書
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西川美和 「ゆれる」
Excerpt: ひとつの事件を様々な人の目を通して進んでゆく本書は、面白い思考です。
Weblog: ゼロから
Tracked: 2010-02-09 22:51
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