最近いつも本を読んでいる。
なにかに憑かれたように漁っている。
そして、
読んだら必ず記事を作っている。
備忘のためにも書くようにしている。
でもどうだろう。
この本を読み終えた直後に、
はたして文章を書いていいんだろうか?
ワタクシの脳ミソは今、グラグラです。
全方向に飛んでいきたいくらいなのに、
結局 半歩も踏み出すことができない。
そんな感じ。
弟の猛は語る。
いつも庇ってくれた兄、稔のことを。
智恵子は語る。
元カレの猛と、共に働く稔のことを。
父の勇は語る。
良い子の稔とやんちゃな猛のことを。
今、猛は東京から戻ってきた。
父、兄、智恵子の働くGSがある実家に。
そして悲劇は起こる…
どうしよう。わからない。
稔、猛、勇、智恵子、伯父で弁護士の修と
ガソリンスタンド店員の洋平が語るこの物語は
いったい何が真実なのかが分からなくなる。
みんな、本当のことも喋ってるだろうけど、
敢えてクチにしないことや
自分を誤魔化していることが
やっぱり、あるんじゃないだろうか。
そんな風に考えると 自分の足下が崩れていく。
もしも今、
自分は否応なく親の介護に明け暮れているのに
兄弟はそんな実家に近づきもせず生活している、
なんていう人がこの本を手にとってしまったら…
ギリギリのところでなんとか押さえ込んでいた
くすぶり続ける感情を
爆発させてしまうのではないか?
と心配になる。
もちろんこれは介護の小説ではないけれど。

