2007年04月30日

『てるてるあした』加納朋子

♪♪♪
そういえば小学生のころ、
おはようばぁちゃん がいた。

「おはよう。」
「おはよう。」
「おはよう。」

小学校への通学路が、彼女の散歩道。
朝の散歩の時間は小学生の登校時間。
おはようばぁちゃんは
すれ違う子供全員に声をかけてくれた。

彼女の姿が見えない日には
なんとなく不安になってしまうほどに。

 夫に先立たれ佐々良へ越してきたサヤは
 忘れ形見のひとり息子ユウ坊と暮らす。
 久代さん、お夏さん、珠ちゃん、エリカさん。
 バラエティに富んだ友人たちと
 穏やかに 賑やかに 静かに暮らす。

 そこへ突然やってきた照代ちゃん(15才♀)。
 両親の夜逃げが原因で
 久代さんを頼ってはるばるやってきた。

 「悲惨な私、可哀想な私、…」
 照代ちゃんはコノ佐々良の町で何を感じる?

主人公の照代ちゃんは
15才にして大人たちの世界にまみれる。
久代さんやサヤさんたちに見守られながら
自分の人生を歩み始める。

だんだん気持ちが変化していく。


おはようばぁちゃん、と呼ばれ
地域の小学生認知度100%だった彼女と
もっと話をすれば良かったなぁ。
会えばすすんで挨拶をしていたけれど
会話まではしてなかったような気がする。

気持ちよく声をかけてくれる彼女には
たくさんの思いがあったにちがいない。

そしてそんな彼女と触れ合っていたなら
今の自分とは少し違うワタクシがいたかも。

この物語の主人公照代ちゃんのように。

佐々良シリーズ、記事はこちら!
#1『ささらさや』




タグ:青春 ♪♪♪
posted by MOW at 07:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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