2007年05月01日

『ランチブッフェ』山田宗樹


ブッフェなんてゆーとお洒落感が漂いますね。
いわゆる、アレでしょ?
時間制限はあるかもしれないけど
なんでも食べられるだけ食べていいですよ、
ってゆーのですよね。知ってたけどっ。
( ̄ー ̄; ホントニ?

ワタクシとしてはケーキに力を入れてほしい!
最後に食べるだけに全体の印象を決定するほどの
重要案件なのでございます。
(* ̄ρ ̄) ジュルルー。

「二通の手紙」
 過去から届いた手紙。
 幸せを運んできた、2通の手紙…。

「混入」
 その日届いたクレームは
 人が飲んでも大丈夫な殺菌剤を撒布した田が
 真っ赤になって枯れたという事だった。

「ランチブッフェ」
 今でも学生時代の女友達とランチに出かける。
 それぞれがそれぞれの人生を歩んでいるけど。
 そういえばアノ子、こっちに戻ってるってね?

「電脳蜃気楼」
 IT化ざんす、IT化。
 よく分からんけど、ITだってよ。
 そして気のいい庶民は躍らされる…。

「やくそく」
 あぁ…、たしかに約束したけれど。
 まさか今、それを守ることになるなんて!
 妻に子供が産まれる、今になって…!

「山の子」
 無性にやりたくなってきた。
 やらなければならない気がしてきた。
 子供の頃の、神社でのあのイベントを、独りで。

あら、まぁ。
恋愛、ミステリ、友情、風刺、ホラー、ファンタジー。
ずいぶん毛色の違う短編がつまってますね、山田さん。


まるでアンソロジーのようです。
全編山田作品 = いわゆる自選みたいに感じる。

これこそ小説のブッフェとゆーものでしょうか?!
ニクイ演出ですねーっ。(o^-')b

デザートに重きを置くワタクシとしては、
一番気に入った「二通の手紙」が
最後になっててほしかったですけどもー!
┐(  ̄ー ̄)┌ ワガママ ダネ。

♪♪にしてもイイような、♪でいいような、

ガッツリいきたい気分だったワタクシは
ちょっと拍子抜けしちゃいましたけども、
お手軽に楽しむにはイイかもしれません。
まさにブッフェ。



posted by MOW at 07:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
こんばんはー。

たしかに、がっつりといくには少し物足りなかったかもしれないですね。
"二通の手紙"はなかなかよかったですね。そんな手紙を送る相手が早くほしい物ですね。

でも短編集の順番って結構重要ですよね。最初にいいのが来てほしいのもあれば、最後に気に入ったので締めくくりたいのもある。編集者さんも結構悩むところなんでしょうね。
Posted by kbb at 2008年08月20日 20:05
こんばんはです、kbbさん。

なんか最近ふと思うときがあるんですよ。
読んで損をしたとまでは思わなくても、読まなくても別に構わなかったかなと思わせる本って結構あるじゃないですか。そういう本も含めていろいろ読み続けている自分ってなんなんだろう…って。それこそ手紙を送る相手を見つける努力をした方がいいんじゃないの?みたいな。(笑)

短編集の順番を決めるのってものすごく大変そうですよね。正直に言って、この短編集は最初の一編しか心があんまり動かなかったので、読み進めるのがだんだん辛くなっていったんですね。そのうちに山田さんの他の作品も試してみようと思いまーす。
Posted by MOW at 2008年08月21日 20:04
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