2007年05月03日

『モモの物語』エリック=エマニュエル・シュミット

♪♪♪
「あーっ!オニオシ座だぁ♪」
暗くなり始めた空を指さして
ちいさな女の子が言った。
嬉しそうに、少しだけ自慢げに。

 …オリオン座のことかな。

一瞬にして駆け巡った思考が
少女の指さす方向へ
ワタクシの視線を移動させる。

 …ほんとにオニオシ座ってあるの?
 …あぁ、気になるよ。

その時、一緒にいた彼女の父親は笑っていた。
でも。
もしも、まったく無関心だったらどうだろう。
そんなことを考えてしまったYOーぅ。

みえざるものシリーズ、第2弾。


 モモの母親は、とうにいなくなっていた。
 今は弁護士の父親と二人で暮らしている。

 モモは家事をさせられている。
 自分に興味があるのかどうか、
 分からないような父親の為に。

 いつも買い物に行くアラブの店には
 イブラヒムおじさんがいる。
 おじさんは座ったまま、ジッと動かない。

 少しずつ、二人は話し始める…

ユダヤ人で無神論者の父親と、
イスラム神秘主義のイブラヒムおじさんと、
2人の間を行き来する少年モモ。

パリのブルー通りを歩く彼は
自分を見守ってくれて、自分が見守りたいと思う、
そんな人との出会いを求めていただけなんだろうな。

ユダヤの背負う哀しい過去とか
コーランの示す教えや戒律とかは二の次で。

「自分の存在を認めてくれてる。」
そう思えるか思えないかは
とっても大きな分かれ目だなぁ、と思う。

ワタクシにしてはめずらしく眠れないので
真夜中の更新ーっ!

yahoo!で調べてみたら、
オニオシ座はみつかりませんでした。
( ̄^ ̄;) キニナルー
映画化もされてまーす→イブラヒムおじさんとコーランの花たち
みえざるものシリーズ、記事はこちら。
#3『神さまとお話しした12通の手紙』
 #4『ノアの子』




posted by MOW at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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