2007年05月25日

『笑う山崎』花村萬月

♪♪♪
砂糖とミルクを入れた珈琲を飲みつつ「笑う山崎」

娘パトリシアを愛する余り叱れない「山崎の憂鬱」

新幹線で京都へ向かう「山崎の帰郷」は危険を伴う

参考人として出向いた京都N署で「炙られる山崎」

その男は聞いた。規則正しく「走る山崎」の靴音を

「山崎の情け」を受けた者は中毒症状から立ち直る

数年前に初めて「山崎の依存」した相手は、マリー

おまえは家族だ。と「嘯く山崎」の、行動原理は…


一応それぞれの内容を書き記してみましたけれど
上の説明を読んでも物語の内容は分からないはず。
珍しく、とってもとっても気を付けて書きました。

どのようなところが分からないかというと
主人公の山崎さんは、極道だ
というところからして分からなかったはず。
たぶん。(* ̄m ̄) ムフ。

全部で8篇の短編ではありますが
ご本人もあとがきで仰ってる通り
「笑う山崎」以外は、その後に続く長編のよう。
長編のよう、ではなくてまぎれもなく長編です。

「私は、なりたいものに、なれますか?」
という問いかけに
「なれる。必要なのは、他人に抜きん出た、意志だ」
と答える山崎さん。

山崎さんに会ってみたい
 山崎さんと話してみたい
  山崎さんに認めてほしい
   山崎さんと共に歩みたい
    山崎さんに依存されたい

読んでいるうちに
山崎さんで、ワタクシの頭の中は埋まってしまった。

純粋で 邪悪で
無表情に 溢れる出る感情

ハードな記述に耐えてでも
自分の胸が ギュッ となるのを味わいたい方、
試してみては、いかがでしょう。
┐(  ̄ー ̄)┌ セキニン モテマセンケド。



posted by MOW at 07:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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