♪♪
中学へ入学したときは、
友人に誘われるまま部活へ入った(#こちら)。
高校1年生のときには、
芸術課目の授業で書道を選択したら
1学期の終わりに先生に呼び出された。
書道の先生は、職員室にはいない。
書道専用教室のとなりに畳敷きの控え室があって、
いつもそこでなにやらしているらしい。
「あの。先生、なにか…。」
呼び出しの理由が掴めずに戸惑っていたワタクシは、
思いもかけない、こんな言葉を耳にした。
「文化祭に条幅作品を出しなさい。」
え?
でも文化祭に出品するのは書道部の人じゃないの?
そう思ったとき目に入ったのは、部員表。
毛筆で書かれた部員の名前が、壁に飾られていた。
ぐぇっ?!
ワタクシと同じ名前があるよ!
書道部に同姓同名の人がいるよ!
いやいや、この学校に同じ名前の人はいないよ!
それじゃ、ここにある名前はワタクシの名前なの?
なんでどうしていつのまにぃー( ̄□ ̄;)!!!
そしてひと言、お答えしました。
「私は書道部員だったんですね、先生。」
入部した記憶はたしかにナイけれど、
部員なら文化祭にも参加しなくちゃいけません。
その後の夏休みは、急遽作品製作に費やされました。
ワタクシの中の、ひとつのサマータイム。
進くんは11才のとき、プールで広一くんに出逢った。
ひとつ年上の佳奈お姉ちゃんよりも
更にひとつ上で13才の広一くんは、ずいぶん大人だ。
偶然出逢った3人に、それは訪れる。
真夏の日差しにも負けない、
吸い込まれるような、サマータイム…。
「サマータイム」「五月の道しるべ」
「九月の雨」「ホワイト・ピアノ」
4つの連作短編を収録。
表題作は月刊MOE童話大賞受賞。
佐藤さんの紡ぎ出す物語の登場人物は
いつも、たしかに、ソコにいると感じられる。
3人の色褪せない夏は、カレらだけのもの。
これからやってくる、今年の夏。
期待しちゃうなぁ、ワタクシだけのサマータイム。
胸に輝きを取り戻す読書となりました♪
2007年06月11日
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