どうしよう。
なんだか、焦ってしまった。
今のワタクシは、いったいナニが大切なんだろう。
どーしても気になる、大切なものって、あるかな。
住んでる場所が ある日なくなったりしたら、
なくして後悔するのは なんだろう。どれだろう。
お気に入りの本以外に…。
さんざん歩き回った挙げ句
やっと出張から帰ることになった。
学生の頃から住んでたあのアパートへ。
歩き慣れた道、見慣れた景色。
目の前に広がるのは、空き地。
……???
アパートがなくなっている…?
俺はゼロから始めることにした。
突然のことに戸惑いながら
「理由はまったくわからないのだけれど、アパートは、なんだかもうないらしい。」(本文より)
と、その事実をなんとなく受け入れて
新しい生活を始めようとする主人公。
その時点で、ワタクシの心は鷲掴み。
あぁ。この男の人の新生活を覗きたい。
ヽ(`◇´#)ノ マタ ノゾキ?!
だって、気になるんだもーん♪
#覗いてるのはこのシリーズ。あは。
結局 人は考えちゃうんだから、
とことん悩むしかないんだと思う。
と、思ったりする。
自分なりに納得できれば、万々歳なんだYO!
とも、思ったりする。
別に唯一の正解じゃなくったっていいよねー。
とゆー感じで。
この物語は、レジュメを読んでいる気になる。
あぁ、大学時代が懐かしいよーぅ。
( ´ー`)ノ ベンキョウ、シテタノ?
最初に読んだとき
いろいろ積み重ねた上での
その結論にドギモを抜かれて、
その後いろいろと反証しようと試みたくなっちゃう。
そして、打ちのめされる。
「ココのコレはどーなのさっ?」と投げかけると、
「ソノ件につきましては、
○○ページの○○行目をご覧下さい。」
の一言で、二の句を告げなくなってしまう感じ。
不思議な雰囲気の中にも
キリリとスジを1本、通してくれた有吉さんです。
最後はホントに驚いたので、♪♪♪っ。