2007年07月06日

『幸福ロケット』山本幸久

♪♪
どうしよう、遅くなっちゃった。
門限があるわけじゃないけれど
暗くなってから家に帰るなんて。
怒られたりしちゃうかな…。

ずしんと静まりかえった細い道を
ひとり歩くことはまだ珍しかったあの頃。
ときどき遊びに来る公園の、横を通った。
闇を抱え込んだ木々が、背後に構えていた。

ぎい ぎい ぎい ぎい…

あれ?まだだれか遊んでるのかな。
視線を動かしたワタクシは、ブランコに釘付け。

……ひぃーっ!!!
だ、だれも乗ってないのに揺れてるぅ!(|||▽||| )

風も吹いてなかったし
人影もぜんぜんなかったし
揺れてたのは2台あるうちの1台だけだったしぃ!

その後、その公園では遊べなくなった。(T▽T)

成長してからも、そんな場面に出くわしたけど、
なぜか怖くなくなってしまっているワタクシ。
なんだかちょっと、さみしい感じがするなぁ。


 これって不幸だわ。生まれついての不幸。
 誕生日はクリスマス・イヴだし
 山田香な子なんていう名前だし
 両親は仲が良すぎるくらいだし。

 両親は「一緒にいたいから」という理由で
 同じ職場で働くことにしたみたい。
 そのお陰であたしは5年生で転校よ。
 平仮名の「な」が入った名前を掲げて。
 どーゆうことなのかしら、これって。

幸福ロケット
幸福ロケット
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シャッターの閉まった店先に置かれっぱなしの
コインで動くひよこの乗り物が怖かった香な子。

自分の周りにいる人たちに、心の中でツッコミを入れて
自分の気持ちをいちいち確認していくところが……
好きだなぁ♪

隣の席のコーモリ♂とか、コーモリを好きなノンちゃん♀とか
なんかよく分かんない日下♂とか、一見クールな鎌倉先生とか
ふふふ。微笑んでしまう。

ところでところで。
この物語を読み進めるなかで、主人公の名前を
「変な子」(本当は「香な子」)
と、何度も読み間違えちゃったのはワタクシだけでしょーか。

コレに気付いたとき、ワタクシは思いました。
カナコちゃんにとっての一番の不幸はコレだな、と。
読み間違えてごめんよ、カナコちゃん。( ̄▽ ̄;;)

童心に返るつもりで作成した作品、
題名「怪獣に乗るワタクシ」。↓
kaijyuu.jpg
↑とある店の幼児コーナーだったりします。
結構楽しんでた自分に危機感が募ります…。
山本作品、記事はこちら。
#『はなうた日和』




タグ:児童 青春 ♪♪
posted by MOW at 08:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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