2007年09月16日

『避暑地の猫』宮本輝

♪♪
いやー、宮本輝チンお久しぶりです!
(≧▽≦)/ ウキャキャッ!!

いろんな作家さんを手当たり次第に読んでいたら
ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

あまりにも長い間輝チンと離ればなれでいたので
一体何を読んだらいいのか、分からなくなったYO。

猫001.jpg 公園の猫、その1

……。
ウソです。すいません。
いつも考えて選んだりしてませんでした。あはは。

とゆーことで、目に付いたこの本↓を選択!



ぼくは軽井沢で生まれ、そして育った。

東京の暑さを避けて ここへやって来る金持ちと
この土地で生活する 避暑客目当てのぼくたちと。

考えてみれば奇妙な相関関係だ。

ぼくの家は、布施金次郎一家の別荘の中にある。
布施の旦那様が一部屋増築してくれたけれど、
それでも両親と姉と暮らすには狭いかもしれない。

いや、これで充分なのだろう。

なにしろぼくたち久保家は
別荘の番をするために雇われている、
ただの使用人なのだから…。

新装版 避暑地の猫 (講談社文庫)
新装版 避暑地の猫 (講談社文庫)
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雇用者の布施金次郎と交わされていた密約。
使用人の久保家の父、母、姉が関わっていて
ぼく(修平)だけが知らずに成長してきた、密約。

カレが、その密約を17歳になって初めて知ったあと
取り始めた行動は…?
……ナイショです。読まなきゃダメダメ。
( ̄◇ ̄;) エッ?! ウソ!


現実の社会が見えてきたときの不安定な心持ちは
だれにでもあったんじゃないだろうか。

もちろん個人差は多大にあるだろうし、
ひとによっては幼稚園児の頃なのかもしれない。

ただ、修平にとってのそれは、17歳の夏だった。
17年間積もらせてきたものが、その夏、溢れ出た。

猫002.jpg 公園の猫、その2

ドキッ…!
っとする文章に出会いました。
めずらしく本文を抜粋しておきましょう、そうしましょう。

「だが、母が出て行き、風呂からあがった父が上半身裸のまま、ぼくを見つめたとき、ぼくは思わずあとずさりした。 父の体は、死にかけている病人のようだった。 そしてその双眸は、それぞれ異なった光を如実に放っていた。 片方の目は闘志、片方の目は達観…。 しかも父の奇妙な目は、どちらも妖しく澄んでいたのだった。 ぼくと父は、網戸の破れめから入ってきた白い蛾の舞う狭い部屋で、じっと見つめ合っていた。 ぼくは父の目に抗うことが出来なくなってきた。」(本文P155より。)

あぅー。ワタクシ、参りました。
ここだけの話ですが (* ̄Oノ ̄*)
頭の中が真っ白けになった瞬間でした。

やっぱり、輝チンッ!!





posted by MOW at 09:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
やっほぉ〜♪輝チン作品ですね☆
避暑地の猫は、昔昼ドラになったそうですね。
山田詠美と夫が、毎日それを見ていて
悲しみにくれる、お母さんを見ていられないから、ミスター宮本に原作を書きなおすように言ってくれと、夫は泣いてエイミーに懇願したそうな(爆)
輝チンの軽井沢の別荘で書かれた、作品なんでしょ〜ね。
Posted by ベリー at 2007年09月16日 15:30
やっほっほー♪そうなんです、輝チンです!
てゆーかふざけてる場合じゃありません。
ベリーさん、情報通!( ̄◇ ̄ノ)ノ
そうなんだ、昼ドラ…。たしかにそれっぽい。
この前やってた岸田国士「暖流」と同じ匂いかも。
詠美姉さん夫妻にも好感ですね!
軽井沢に別荘…ふむふむ、メモメモ。

ワタクシの輝チン情報は全てベリーさんからですから!
これからもどうぞヨロシクですから!( ̄∀ ̄*)
Posted by MOW at 2007年09月17日 19:36
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