2005年08月04日

またしても短編小説。でも、でも…

「約束」石田衣良  ♪♪♪

なんだかとっても良いものを貰ったような…
作者のあとがきをチョットだけ載せちゃいますね。

「ひとつでもあなたの凍りついた傷口に届くものがあれば、作者としては満足です。願わくば、そのひとつにわずかでも傷を楽にし、痛みを遠ざける効果がありますように。」


7本の短編が収まってるんですけども、
ワタクシの心には3本が届きました。

あ、他のがダメとか言ってないですよ、言ってないですからね(^^;)

どれが届いちゃったのか、書いた方が良いですかねぇ。
じゃ、教えちゃいますっ!ほほほ。

約束
約束
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●「約束」
これは、池田小学校の事件を思いながら書いたんですって。
(関係者の方々、思い出させてしまったらごめんなさい)
9月5日、小学生に起こった出来事から話が進むんです。
なんかね、心が締め付けられる思いなんですよぉ、ホント。
主人公の男の子を、しっかりと抱き締めてあげたくなっちゃいます。

●「天国のベル」
今の世の中、みーんな頑張ってると思いません?
心の中の箱かなんかに、感情を押し込め押し込め、
必死になって自分を保ってたりして。
でも、もしかしたら、素の自分でも大丈夫なのかなぁ。
いや、素の自分を出さなきゃいけない時もあるかなぁ。
なーんてねー。

●「ひとり桜」
これが一番好き!
絶望、停滞、日常、勇気、変化、希望などなど
短編なんだけど、時間の流れがゆったーりしてて、とっても自然。
なんだか、何年分もの人生を垣間見てしまったような、
そうして、これからの人生も何とか生きていけそうな、
読んだ後で、ひとりで微笑んじゃいました。

7本の短編が、それぞれ全く違うんだけど、
でもやっぱり1冊に収まってる。

人と関わりたくないときに(誰でもあるある)
ひとり部屋で読んだら、
玄関のドアを開けて、一歩外に踏み出してみてもいっかなぁ、
なんて思えちゃうかもしれないな。





posted by MOW at 19:44 | Comment(2) | TrackBack(1) | 読書
この記事へのコメント
こんばんは。 実年齢だけはオトナのtsukiko
です。
石田さんてきっとすごく繊細でやさしい人。
それがとても伝わる1冊でした。
こういう本を読むと、こちらもあたたかな気持ちになります。 やっぱり石田さん好きっ。
Posted by tsukiko at 2006年04月07日 02:43
こんにちは。中身が一休さんのMOWです。^^
そうですね。自分で書きながら涙しちゃうくらいですし、
とーっても感受性が豊かな、繊細な人だと思いますよねっ。
短編をいくつも読んでいるってゆーよりは、
読んでる間 石田さんと一緒にいて 気持ちを分けてもらう、
そんな感じがしちゃいます。

久しぶりに自分の記事を読んで、ホッコリしちゃいました。
ワタクシもあたたかな気持ちを貰ってたんだなぁ、なんて。
Posted by MOW at 2006年04月07日 16:18
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4月6日物語 : 本名 石平(いしだいら)さん
Excerpt: 何冊か読んで、 「石田衣良って、 ずいぶんとあたたかでやさしい人だな」 と感じていた。 生まれつき繊細で人一倍傷つきやすい子供でもあったのだろうと。 石田さんの書くストーリーからはいつもやさしさがに..
Weblog: 株も読書も恋人も
Tracked: 2006-04-07 02:44
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