2005年08月15日

どんな思いで過ごしていたの?芥川さん?

「河童」芥川竜之介  ♪♪

なんか難しそうー、芥川だってぇー。

なーんて思いながらも読んじゃいました。
ワタクシの読んだ本には、この「河童」の他にも
「蜃気楼」「三つの窓」が収録されてました。

結果的には、3つとも楽しんじゃいました(^^)。
ワタクシってばぁ、なんでもイケちゃうのねぇ。

河童 他二篇
河童 他二篇

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とある精神病患者の話をそのまま筆記した
ってゆー形の物語なんだけど、
最初のタイトルの脇に、

「どうかKappaと発音してください」

って書いてあるのーっ!
これって何か意味があるんでしょうか。
ありますよね、そりゃぁ。
でもワタクシには分からない。
分からないけどチョットカワイイ?

河童世界の話っていっても
「妖怪だぞぉ、ドロドロドロォ。」
なんて雰囲気ではなくって、
とっても風刺的で、考えちゃう感じです。

どーやって遺伝子を残すか、とか
なにを信じて生きていくか、とか
死んじゃったらどーなるか、とか
男女がどーやってくっつくか、とか
仕事を無くしたらどーなるか、とかとか。

一番ビックリしたのは、
赤ちゃんがどーやって産まれてくるかっ!
ネタバレしてもいぃですか?
いいですか?いいですね!?
覚悟して読んでくださいーっ!

赤ちゃんは、産まれてくる前に
「産まれてきたいのか?」と聞かれるのです!
そして中には「産まれたくないよぉ」
って答える子もいるのです!!

主人公の患者さん(人間)は、
たまたま河童の世界に行っちゃって、
一時は人間の世界に
帰りたくなっちゃうんだけれども…

ほんとは、ほんっとーは、どっちがいいの?

芥川竜之介は、この作品を書いた半年後くらいに
自分で自分の命を絶ちました
っていうことです…。

なにを思ってこの作品を書いたのか
昭和初期ってどんな時代だったのか

そんな事に思いを馳せてしまう、
逸品でございました。



posted by MOW at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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