2005年09月04日

グレゴール・ザムザの毒虫的生活。

「変身」フランツ・カフカ  ♪♪♪

カフカ作なんていうと、難しそうって思います?
そうですよねぇ、ワタクシもそう思ってました。

でも、古本屋さんで何となく手にした時に
ちょっと興味が湧いたんです。
安かったし…薄っぺらかったし…

こんなワタクシですから、
昔の作品を読んだからといって、研究とかしませんっ!

小説は小説。読むだけですっ。

ところでフランツ・カフカって誰?
ちょっとだけ知りたい…
ということで、
フランツ・カフカ(1883-1924)
チェコスロバキアの首都プラークで、
ユダヤ人商人の長子として誕生。
父母、三人の妹。
大学で法律を学び、保険局に10年間勤める。
その後結核のために辞職し、療養生活へ。

第一次世界大戦の時代なんですね。
病気になっても仕方ない生活をしていたんでしょう。
妹たちは全員、ナチス・ドイツにより
アウシュビッツ強制収容所(!)の
犠牲になりました。
作家生活を純粋に生きることを望んでいたみたいですよ。

変身
変身—カフカ・コレクション

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物語はといえば…

ある日、朝目覚めると、主人公のザムザは
自分が バカでかい毒虫
になってしまってることに気付きます。

自由に動き回れない、人間の言葉が話せない、
食物の嗜好も変わり、感覚も鈍くなっている。

それでも、思考回路は元の人間のまま…

彼は何を思うのでしょう。
仕事のこと
家族のこと
それだけですよ!

そりゃそうですよね、
仕事しなきゃ生きていけないし、
家族のことだって、心配ですよ。

ザムザはとっても人間的で善良です。
だって、毒虫になっちゃってるのに、
出発時刻を気にしたり
支配人と話そうとしてるし、
なんとか家族の輪の中に戻りたいって思ってるし。

あぁ。
人間の存在ってやっぱり人によってしか
明らかに出来ないモノなんだ…

でもザムザの家族が どう対応していくか
も、ポイントですよ。
ここでは書きませんが、
家族は、毒虫がザムザだということを認識しています!
これ、重要です!

ずっと気になってることがあるんですけど、
登場人物の誰ひとりとして
「どうして毒虫になったのか」
「人間に戻る方法はあるのか」
といった事を考えません。

毒虫になったなら、毒虫として扱うみたいな雰囲気…
コワイ。
この世で毒虫的存在にならないように気を付けなきゃ

自分だったらどうします?どうして欲しい??

カフカ作品、記事はこちら。
#『失踪者』




posted by MOW at 00:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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