2005年10月10日

35年後の今、蘇る忌まわしい死の記憶。

「死の記憶」トマス・H・クック  ♪♪

この本をどうして買う気になったのか、
今となっては まんまり覚えてないんですけど…

でも 一気に 読み切ったんですーっ。




スティーブが9歳の時に起こった 事件

父さんが家族を殺した。

母さんと兄のジェイミーと姉のローラが殺された。

僕は生き残った。

父さんはいなくなった。

自分の父親が 家族を殺した犯人で、今も逃走中。

そういったことを背負いながら成長してきた僕は、
レベッカに会ってから
記憶の糸をたぐり寄せていくことになった。

記憶が蘇るにつれて 新しい事実を知るにつれて
次から次に また疑問が湧いてきて…


プレッシャーやストレスで
つぶされてしまって当然といった中で
あれから35年経った今、
主人公のスティーブは真実を掴んでいきます。


父さんと他の4人の家族との
関係が浮き彫りにされていくのは
はっきりいって 精神的にキツイです。

だって こんな事件があった家族だからって、
そんなに特別な訳じゃないかもしれない。

もしかしたら 同じような家族が いるかも。
誰かが 誰かを まだ 殺していないだけで。

もしかしたら 同じような家族が いるかも。
抱えている 想いが 表面化してないだけで。

もしかしたら 同じようなことが 起るかも。
ほんの些細な キッカケさえ 掴んだだけで。

最後に明かされる 物語の全貌は 衝撃です。

これを9歳の時に知っていたら、
今のスティーブはなかったに違いない。
いまこそ、知る時が来た。
だから 真実に辿り着けた。

そんな気がします。

「あまりにも 突拍子もない物語 だなぁ」なんて思うけど、
最近の 現実のニュース を顧みてみると 
「そーんなに特別でもないかもねぇ…」なんて考える…。

これも一種の 衝撃 でした。


唯一の救いは スティーブが今生きていることの理由。

自分が なぜ 殺されなかったのか
自分が なぜ 生かされていたのか

これがなければ、読んでも
ツライだけだったんだよーっ!!!




タグ:家族 ♪♪
posted by MOW at 09:28 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
暇人Tさん、こんばんわ。

私も以前、この本読んだことあります。
いまでも印象に残っている1冊です。
衝撃的ですよね、ラストが。
辛い真実なんだけど、でも救いみたいなものがあって不思議な感動がありました。

話は変わって、カテゴリーにホラーってあることはホラー好きなんですか?
私も好きなんですけど、スティーヴン・キングは読んだことありますか?
私はキングの大ファンで、たくさん読んでます。
「シャイニング」や「呪われた町」や「IT」がオススメです。
キング以外で面白かったのは、今年読んだジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」という作品です。これはほんと怖くてでもホロリとするお話でした。機会があれば是非読んでほしい1冊です。

長々とすみませんでした。また来ます。
Posted by Duca at 2005年10月11日 20:20
Ducaさん、おはようございますっ!
Ducaさんも読んだんですか、この本っ。実は「あんまり人気なさそうだなぁ」なんて思ってたので、他にも読者さんがいて嬉しいです、ホント。
ホラーは、鈴木光司さんの「リング」を読んだ後で〈角川ホラー文庫〉にハマッタ時期がありまして…といってもそんなに読んでないんですけど、基本的に好きです。
こんななので海外物はまだ手を付けてないんですよ。スティーヴン・キングは「グリーン・マイル」のラストで涙した記憶が。
これも確実に本との出会いですね、今度読んでみます!でも嬉しいですよー、紹介してもらえるのって。自分で選ぶときは、ほとんど「目に付いたもの」か「表紙が好き」かどっちかなので…。ありがとうございます!
Posted by MOW at 2005年10月12日 08:20
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/7938816

この記事へのトラックバック
TOP▲

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。