2005年10月15日

「青空派」と「星空派」、アナタはドチラ?

「青空のルーレット」辻内智貴  ♪♪

辻内さんの作品って、これで2冊目なんです。
この前読んだのは、たまたま表紙がキレイだった「セイジ」。
(ワタクシいっつも表紙買い。CDで言うジャケ買い?)

「セイジ」の印象が強く残っていて、
珍しく著者名も記憶に刻まれていて、
(ワタクシにはコレって珍しい!)

それで本の棚を作者順に目で追って、
次に読むべき〈つ〉の場所を探しちゃいました。

そして説明文はイッサイ読まずに、
本の タイトルだけ を見て決定。
それがコレ、「青空のルーレット」。
タイトルの「青空のルーレット」と
「多輝子ちゃん」が収まってる本です。

モバイルの方はコチラ!
ちょっと考えてたんですよ。
なんで好きなんだろうって。
それで思ったのが、句読点。
そう、点とか丸の、句読点。
今回それに気付いちゃいました。
遅すぎるくらいかもしれないけど。

なんかね、多分少し独特なんじゃないかなぁって思う。
ワタクシたちが 普通に 文章を書くときとは、違う。
それなのに、その〈、〉や〈。〉が心に響いてく。
だれでもそう思う訳じゃないかもしれないけど、
少なくとも ワタクシは そんなふうに感じる。
あれ、前にもこんな風に思ったことがあるな…。
あれは誰の作品だっただろー?? ま、いっか。
(ホント忘れっぽい…だからこそ、このブログに意味がある。
 いろいろ書いてるけど、結局備忘録的存在なのかもです。)
へへへ。

「青空のルーレット」
〈高所窓硝子特殊清掃作業員〉のお話。
なにそれ?って思うかもしれないけど、
なんてことはないビルの窓掃除をする人です。
屋上からロープを垂らして
ブラ下がりながら窓を拭く仕事。

微笑んだり 可笑しくて吹きだしたり あったかくなったり
腹立てたり ただ我慢ならなかったり ウッと胸突かれたり

147ページの短編(?)なんだけど、
ワタクシの心は とっても忙しかったっ。
今思い返してみても、やっぱり忙しく揺れ動く。
特に142ページからは涙腺が刺激されてしまいましたよ…。

人間だから 夢みるのかな
夢みるから 人間なのかな

とにかく素敵な物語 。
どの部分がっ、とは言えないような、
全体で 人が何かを感じる ような、
そんな素敵な物語 。
 
「多輝子ちゃん - 一個の流れ星の夜のために」
主人公の名前、「タキコちゃん」なんでしょうか、やっぱり。
うーん、そうだろうなぁ、やっぱり。
でもワタクシがそれに気付いたのは、読後です。(バカ?)
途中「タカコちゃん」って発音してました(頭の中で)。
あぁ…自分で自分に脱力です。

とはいえ名前の読み方なんてどーでもいいじゃありませんか。
(作者さん、ごめんなさい)
重要なのは 話の内容ですよね、ねっ!

この物語は、
〈第十六回太宰治賞受賞作〉なんだそうですよ。
ま、ワタクシは いつものように
後から知ったんですけれどもねー。
タイトルだけで選んじゃったし。

多輝子ちゃんの人生って、そんなに特別じゃないのかも。
少年に起きてしまったアノ事はもちろん
みんなが経験するような事じゃ無いけど。
それで多輝子ちゃんが考えたアノ事ももちろん
みんなが経験するような事じゃ無いけど。
でもそれでも、特別じゃないのかもって思える。
生きていくって事は、そーゆーもんなのかなって思える。

みんな、みーんな、生きてるんだよね。

ところでワタクシ、文庫版を読みました。
そこには やっぱり 「作者あとがき」があるわけで。
これも含めて、マルゴト好きですっ。


でも…
「解説」はなんだか無性に嫌いです。
この解説に なんの意味があるのだろうって…
書評した方、こんなこと言ってごめんなさい。
お許しをーっ!!




タグ:短編 友情 ♪♪
posted by MOW at 08:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
こんばんわ。
私もこの本読んでました。
辻内さんの本を読んだのは初めてでした。
じんわりと優しい読後感が素敵でした。
暇人Tさんの「エイジ」の感想を読んで、近いうち読んでみようかなと思っちゃいましたよ。

実はわたし、セブンアンドワイのみんなの書店ってところで店を出しているんです。KIRINJIという店長名で。わたしのブログのリンクのところのBooks NUSYってところから来て頂けたら嬉しいです。お暇なときにでも。
キングや海外ミステリーのコーナーがあるので、本選びの参考にしてくれたらなぁなんて思っています。もちろんそれ以外のジャンルの本もたくさん紹介しています。

「セカチュー」気に入っていただけたら嬉しいですけどね・・・。わたしの名前を紹介してくださるのはかまいませんよ。
Posted by Duca at 2005年10月15日 19:56
こんばんはっ。「セイジ」は賛否両論かもしれませんけど、ワタクシは大好きな物語でしたよー。読んでもらえたらとっても嬉しいです!
Books NUSY覗かせていただきました。まだチラッとだけですけども。Ducaさんやっぱりたくさん読んでるんですねぇ。次に手に入れる本は「IT」にしようと目論んでるところなんですよ。まだちょっと先になるとは思いますが、楽しみです。
リンクの許可、ありがとうございます!!感謝です。記事を載せたら、また報告に行きますねー!
Posted by MOW at 2005年10月15日 23:58
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