2008年03月18日

『種田山頭火の死生 ほろほろほろびゆく』渡辺利夫


またまた#先日と同じ方から本をお借りしました。
山頭火という歴史上の人物の本で、しかも新書…
お軽い小説を読むことが多いワタクシには
少しばかり荷が思いかもしれないと思ってました。

なのに読み始めたら「あっ!」とゆー間。
( ̄ロ ̄||| ナ・ナンデ?

読み飛ばしたりしてませんよ。ホントですよ。
ただ、年代とか場所とかの歴史的なところは
あんまり記憶してないんですけど。
┐(  ̄ー ̄)┌ イツモノコトダネ。

伝記とか評論とかではなくて、この本は小説なの?


山頭火の本名は種田正一である。
本書で描こうとするのは
俳人山頭火というより人間正一である。
一部を除き山頭火ではなく
正一を用いている所以である。(抜粋)

種田山頭火の死生―ほろほろほろびゆく (文春新書)
種田山頭火の死生―ほろほろほろびゆく (文春新書) モバイルの方はコチラ


著者の渡辺さん、お顔を存じ上げているのですが、
いったいどこでお見かけしたのでしょう。
経済評論家としてTV出演していた時でしょうか。
彼は山頭火を「心の友」としているそうです。


人間ってゆーのはわからないものだなぁ。
この本を読むまでの山頭火のイメージは
「豪傑」だった。
でも今はちょっと違う。
…「弱々もアリだね。」、かな?
随分とオコガマシイ発言をしてしまいました。( ̄▽ ̄;;) ハハ。


母の自裁や兄弟姉妹の早世などの家族の状況から
「惑乱と放蕩の血」というものを意識し、
何事にも執着し、過去に生きていると思える山頭火。

彼は上記のことや他の全ての事象を言い訳にして
自分のためだけに生きていたのではないかと思えます。

大学を中退したのも周囲の人間の視線のせい、
放蕩の途中に知人宅へ寄るのは自分に必要だから。
人から何かをしてもらわなければ寂しいけど、
自分から誰かに与えることには恐怖を覚える。
といったように。

そこには喪失を避けるという意識が働いているのかな?


なぜアルコールを飲み始めたか、という所を棚上げすると、
彼の言動はアルコール依存症患者そのもの様な気がしてしまう。
言動が先か、依存症が先か。卵が先か、鶏が先か。なんたらかんたら…( ̄∀ ̄*)


ここでワタクシが書いてきたのは、
山頭火についてではなくて
山頭火について書かれたこの本の内容について、です。
ハッキリ言って何も知らないワタクシが
どうこう言える立場ではないことは承知の助ですけど。

軟弱で神経症的でしかも傲慢とも思えてしまう山頭火を
小説風の物語の中に描き出すことが必要だったのか、
そこのところを疑問に感じてしまいました。

が。
傾倒している著者の目に映っている山頭火がこうならば
それはそれで彼の本当の姿の一面を現しているのでしょう。
ヾ(。`Д´。)ノ ソウダソウダ!!


もちろん全てをひっくるめて俳人山頭火がいるんだし、
どんな状況であれ
「自由律の俳句という形で人々の記憶に残る彼」は
素晴らしいと思っていますよー。
なんだか投げやり?いえいえとんでもない。そんなことありません。 ( ̄へ ̄|||

山頭火の本、記事はこちら!
#『種田山頭火 漂泊の俳人』




タグ:歴史 苦悩
posted by MOW at 17:42 | Comment(3) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
おおっ!
再び山頭火♪(* ̄∇ ̄*)

山頭火、マンガもありますよ( ̄▽ ̄)σ
http://tsutamaru.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_020b.html
(あたしの感想)

Posted by つたまる at 2008年03月18日 23:00
あ・・・
前回と同じことあたし書いてる。。。( ̄∇ ̄;)
Posted by つたまる at 2008年03月19日 02:22
つたまるさん、こんばんは。
そう!山頭火アゲインです!
マンガのこと、教えてくれてありがとうございます。
図書館にもあるかなぁ…( ̄∀ ̄*)

ワタクシは忘れっぽいので、何度でも教えてください。
コメントもらえるだけで嬉しいですよー。
Posted by MOW at 2008年03月19日 21:06
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