2008年03月31日

イベント『生誕100年 東山魁夷展』

♪♪♪
「どんなとこ行ってきたの?」
ロンドンへと旅発つ朝、パリ北駅構内で男の子は言った。

「えっと、美術館とか。」
イギリスへ渡ってからのことばかりが頭の中を駆け巡り、
いかにもおざなりな答えになっていたと思う。
それでも彼は続けて話始める。
どうやら何か、言いたいことがあるような雰囲気。

「どうしてみんな絵を観に行くのかな。
 僕は旅先でもクラブへ踊りに行くんだけど。」


東山魁夷展1.jpg さてここはどこでしょう?


時間の空いたときにテレビを付ると
品の良いご夫人がインタビューに答えていた。
誰だろうと思っていたら
日本画家・東山魁夷の夫人、すみさんだった。

生誕100年を記念した展覧会開催ということで
生前の魁夷さんを映したVTRとともに構成されていた。


東山魁夷展2.jpg 美術館でしたぁ。(>▽<)


黒ブチの眼鏡をかけ、ハンチング帽を被り、
小さな折りたたみ式のイスに腰掛けた彼は、
遥かに望む山々を紙の上に描き出しながら
後ろを振り返りインタビューに答えている。

穏やかだけれども確固とした言葉の数々。
絵画とその精神が長い年月かけて出来上がり、
そしてまた、これからも変化していくような。

「おぉぉ…本物が観たいぞ!(* ̄0 ̄*) ウホッ。」


ちなみにこんな感じの絵 ↓ です。(注:amazonです)
東山魁夷の世界 もっと知りたい東山魁夷―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)


ということで3月30日の日曜日に絵画鑑賞。
#東京国立近代美術館で!

携帯の待ち受けを設定して100円割引作戦も決行。
日曜日とはいえ午前中だったからでしょうか、
入り口でのチケット購入も行列に並ぶことなく
のそのそと場内へ潜り込みましたよ。


テレビで観たときとはやっぱり違いますね。
当然ながら色味も少しずつ変わって見えるし。
5月18日まで開催されているのですが、
早々と観に行って本当に良かったです。
(*´∇`*) アフゥ…

ちなみに絵に疎いワタクシは音声解説を使いました。500円払ってこれを借りると、作品の解説(すべてではない)を聞くことができます。しかもその解説が画家ご本人のものが多くて大変嬉しゅうございました。ほっほっほ。


東山魁夷展3.jpg オマケの竹橋交差点桜


「その国の文化を感じるには、夜の街が一番だよ!」
と言っていたパリの男の子。

「日本でも絵観に行くよ。たまには良いもんだよ。」
今逢ったならば、彼にそう言うことができるのになぁ。
(⌒ー⌒) ネー。





posted by MOW at 20:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | 娯楽
この記事へのコメント
東山魁夷の展覧会、私も去年見たんですけど
日本画っていいですよね、油絵と違った奥行きがあって。
パリの男の子に見てほしいですよね(^v^)
Posted by ベリー at 2008年03月31日 21:36
こんばんはです。
ベリーさんはよく展覧会に足を運んでますよね(⌒ー⌒)
奥行き!
魁夷さんの絵、表現は悪いんですけどまるで3Dみたいでした。
もうビックリで、やっぱり本物を観なきゃダメだなぁ、なんて
当たり前のことを学習しちゃいましたよ。


パリの男の子の言うことにも一理あるんですけど、
今回は彼にも観てほしかったです!
それにしても昔の会話をよく思い出したなぁ。
「自分を褒めてあげたい。」←パクリ?
Posted by MOW at 2008年04月01日 19:29
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