2005年11月10日

猫が《手がかりを読む》にはパートナーが大事!

「猫は手がかりを読む」リリアン・J・ブラウン  ♪♪

ちょっと昔の物語なんですけど、スタイリッシュなんですっ。
舞台は1960年代。
電動鉛筆削り機が登場したばかりの頃
タイプライターがまだ全盛期だった頃
Wがくっつく名前を持つ ジム・クィララン(人。口髭あり)
画家から名前をもらった カウ・コウ=クン(シャム猫。優雅)
この2人…あいや、1人と1匹が事件解決に一役買うんですっ。


フラックス新聞社の美術担当記者になったクィラランは、
美術では新任とはいえ ベテラン記者。
画家や批評家たちを取材して回るうちに
画商のランブレスが刺し殺されちゃいます!
芸術ブームで沸き上がってる この街は、
ただでさえ 批判や中傷、嫉妬の嵐だから困っちゃうぅ。
果たしてどうなっていくのでしょうーか?!

この「猫もの」はシリーズなんだけど、
邦訳2作目の この本が 処女作なんですよ。
だから…そう!
クィラランとカウ・コウ=クン(通称ココ)がいかにして出会い、
心を通わせ、協力体制を整えていくかを 知ることが出来ちゃう。
最初はココって、他の人の飼い猫だったんだよねぇ。

物語中にも ひょんな会話に出てきたりしますけど、
ココ = ホームズ、クィララン = ワトスン なんてゆー感じっ。
事件解決には ココの洞察力と クィラランのお手伝いが必要!

お互いにまだ以心伝心までいかないトコロが 読んでても…クスッ

それにしてもココの生活はとっても優雅。
飲むのはブランド物最上グレープ・ジュース(特に白)
小さく切った牛肉にブイヨンを加えて温めるか、自家製パテの食事
たまにはソコにポーチド・エッグなんかも付いちゃって…
あぁあぁぁー、いいなぁぁぁー。
それじゃ、「どんなトコロがホームズなのか?」ってゆーと、
新聞を右から左に(つまりは逆に)読んだりするんですよ。スゴッ!

ココばっかり誉めちゃイケマセンよねっ。
クィラランもベテランなだけに侮れませんよー。
同情2、プロとしての興味2、低血圧1、の割合
で構成された取材テクニックはサスガです。しかもメモ取らないし。

特別大がかりなトリックとかがあるわけじゃないけど
読んでる間は 自分が優雅に気品溢れちゃう気がする
そんな推理小説だったんですー!!

ココシリーズ、記事はココにゃん。(=^・・^=)
#2『猫はソファをかじる』#3『猫はスイッチを入れる』#4『猫は殺しをかぎつける』#5『猫はブラームスを演奏する』#6『猫は郵便配達をする』#7『猫はシェイクスピアを知っている』#8『猫は糊をなめる』#9『猫は床下にもぐる』#10『猫は幽霊と話す』#11『猫はペントハウスに住む』#12『猫は鳥を見つめる』#13『猫は山をも動かす』#14『猫は留守番をする』#15『猫はクロゼットに隠れる』#16『猫は島へ渡る』#17『猫は汽笛を鳴らす』



posted by MOW at 18:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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