2009年04月09日

映画『バンガー・シスターズ』

か、軽っ…。


仕事クビになっちゃって、お金ないわ。
そうだ、昔のグルーピー仲間に会おう!
お金、都合してくれるに決まってるわ!

って、彼女ったら弁護士の妻になってるし!
子供だって2人も育てて大きくなってるし!
なにしろ私との過去を封印しちゃってるし!

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CAST:
スゼット(ゴールディ・ホーン
ラヴィニア(スーザン・サランドン
ハリー(ジェフリー・ラッシュ


題名が『ヤ●マン・シスターズ』って訳されてたんですけど
自分がヒッピーだったという過去は、
誰にも知られないように完璧に封印するか、
開き直って「ヤリ●ン」と言わざるを得ない雰囲気とか、
そんな感じなのでしょうか。
それともヒッピーとグルーピーは全く別のもの?
んー、分からないです。

そんな英語の意味は置いておいて、
この手の映画(どんなジャンル付けをしたらいいか分からないんですけど)は、ワタクシの鬼門です。もう全然意味が分からない。
『テルマ&ルイーズ』もダメだったけれど、あれと似てる。

ラヴィニアの長女が高校卒業式で総代スピーチをするんですけど
「私はヤ●マンだったのよ!すごかったのよ!そんな私がベージュのスーツ着こなして家族の面倒見てあげてるんだから、少しは労りなさいよ!(ここまで酷いことは言ってなかった気もする(*/∇\*) )」
と、突然叫び始めた自分のママを見ながら、
「人間、本音で生きなきゃねー(かなり意訳)」
とか言って感動を誘ってるのも無性にイヤでした。

とか言って。

人の生き方を認めさせられるのも
自分らしく生きることを強要されるのも
両方とも抵抗を感じるのは…

分かってても、実行できないでいる自分に、
自分でウンザリしちゃってるだけなのですよね。

ということで、この映画を観た気分は♪なし。
映画の出来映えは、正直なところ分かりません。
ていうか、20年くらい前の映画かと思ったんですけど
2003年の公開作品なんですね、これ。
かなり意外です。

posted by MOW at 17:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 娯楽
2009年04月07日

映画『春の雪』

♪♪
映画化された後、主演二人の容姿だけを念頭に原作を読んだのですが、妻夫木聡くんは松枝のイメージにピッタリで、竹内結子さんは聡子とは少し違うと感じていました。
しかし今回映画を観てみると、妻夫木くんは頑張っているけれどもどこまでいっても妻夫木くんで、竹内さんは解釈の違いはあるとはいえ聡子が確かにそこにいると感じさせてくれました。おもしろいものですよね。


松枝清顕:公爵家嫡子
綾倉聡子:伯爵家令嬢

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CAST:
松枝清顕(妻夫木聡
綾倉聡子(竹内結子


豪華ではあるんですけれども、全体的に軽い作りであることは否めない、そんな映画でしたけれども、特に感じたのは、松枝清明による美の追求に張りつめた緊張感を感じていた原作とは違い、美しき悲恋の物語になっているのだということでした。そうなってくると、途端にありふれた感に溢れてしまう気がするのはワタクシだけでしょうか。やはり松枝清明にはもっとドス黒く屈折していていただきたかったです。

ただねぇ。
そうは言ってもねぇ。
美しいんですよねぇ。
映像が。(* ̄0 ̄*) ウホ。

この美しさは、建築物や装飾、日本庭園などの背景に大正ロマン的なものを感じるためかと思っていました。
しかしどうしたことでしょう。
とある夜の海岸で、朽ち果てた木造船に凭れかかりながら、シャムの王子から聞いた生まれ変わりについて語り合う二人は、それはそれは美しかったのです。
ただそこにいるだけで溜息をつかせる程の綺麗な一組の男女っていったい…。あぁ、同じ人間とは思えません(同じだと思っていたのか)。

あと、映画が始まってすぐの頃、黒い犬の死体を発見した場面での、クルンッとなった聡子の毛先に、目が釘付けになってしまったんですよ…。
ただの毛先ですよ、お毛々の先っぽ。
でも、これだけでもこの映画を観た価値があったと思いました。

それに、パッタナディド殿下の紛失した指輪や、ジン・ジャンの写真、清顕の書く夢日記、松枝邸の広大な庭、そして妖艶さを残していた頃の蓼科♀、その他もろもろを映像で見られて嬉しかったです。本を読んでいるだけだと、どうしてもイメージしづらいものがあるもんですから。あははー。

原作の記事はこちら
#三島由紀夫『春の雪』
タグ:♪♪
posted by MOW at 13:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 娯楽
2009年04月06日

映画『永遠のマリア・カラス』



マリア・カラスは歌うことをやめた。
それとともに、人前へ出ることもやめた。

現在の彼女が演じる姿に
全盛期の頃の声を重ねたら…

こうして『カルメン』は出来上がった。
しかし…

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CAST:
マリア・カラス(ファニー・アルダン
ラリー(ジェレミー・アイアンズ


この映画で描かれているマリア・カラスの隠遁生活(?)を理解するには、絶頂期がどれだけのものであったかを知っていなければなりません。それに、彼女の私生活についても、ある程度情報を得ておかないと、感情移入もしづらいかと思います。たとえば、オナシスとは誰か、その関係はどのようなものであったか、というような感じです。

なぜならば、この映画はフィクションだからです。事実に沿った映画であれば、鑑賞することによって人物像を認知してゆく楽しみがありますが、そうもいかないところがつらいところです。

よって、マリア・カラスに明るくないワタクシは♪でした。

おぉー。
拍子抜けするほどに短い記事を書いてしまいました。
しかもちゃんと映画のことだけを話題にしているし。
自分で自分にちょっとビックリです。
タグ: 苦悩
posted by MOW at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 娯楽
2009年04月05日

ドラマ『時空刑事1973 LIFE ON MARS』

♪♪♪
天気の良い日曜日の昼間っから
いろんなブログを読み逃げしてきたMOWです(照)。


俺の名前はサム・タイラー。
刑事として捜査中、事故に遭った。
そして目覚めたら1973年。
これってどうなのよ。
精神障害?昏睡状態?それともタイムトリップ?
2006年へ戻るにはどうすればいいんだ。

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時空刑事1973 ライフ・オン・マース DVD-BOX I NOimage4中.jpg
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CAST:
サム・タイラー(ジョン・シム
ジーン・ハント(フィリップ・グレニスター
アニー・カートライト(リズ・ホワイト
レイ・カーリング(ディーン・アンドリュース
クリス・スケルトン(マーシャル・ランカスター


警部のジーン・ハントが
2009年に生きるワタクシから見るとメチャクチャなんですよ。
捜査方法も強引で、山のような冤罪を作り上げていそうだし。
警部のハントに睨まれたら終わり、みたいな。
だけど、なぜか嫌いにはなれないんだよなぁ。

今って生き易いところも沢山あるけれど
ある部分キチキチしてたりするじゃないですか。
たとえばうかつに「頑張れ!」とか言えなかったり。
(ドラマの内容とは全く関係ありません。)
ハントはそういうのを笑い飛ばしてくれそう。
(* ̄m ̄) ムハ。

ところでドラマの主人公は、
ドラマの冒頭で毎回律儀に自己紹介をするサム・タイラーです。
彼もまた、よろし。

スピード感とナゼか爽快感まで感じてしまう内容で
きちんと全てが明らかになる最終話まで楽しめました。
ドラマの勢いに押されて、♪♪♪。

posted by MOW at 15:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 娯楽
2009年04月04日

映画『ワン・モア・タイム』

♪♪
呑気にブログ更新しておいてこんなこと言うのもなんなんですが
どこかへ遊びに行けるような時間を作るのはちょっとムリという…
花見が…桜祭りが…あぁ、なんたるジレンマ!!ヽ(`◇´#)ノ !!!!

昨日は本の記事をアップしました。
やっと読書日記路線へと軌道修正しましたね、
と思わせておいて、再び映画の記事です。

ふ。
ちなみに今日から読み始めた物語は、分厚い上下巻です。
読了には2ヶ月くらいかかるかもしれません。( ̄∇ ̄*)ゞ


夫ルイが事故死してから23年
娘ミランダとともにコリンヌは生きてきた。
夫の親友だったフィリップ♂の手助けも借りて。

ある日コリンヌの家にアレックス♂がやって来た。
娘のミランダは彼に好意を持っているらしい。
だけど彼は…自分をルイの生まれ変わりだと言う。

あらやだ。どうなっちゃうの?

ワン・モア・タイム
ワン・モア・タイム
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CAST:
コリンヌ(シビル・シェパード
アレックス(ロバート・ダウニーJR.
フィリップ(ライアン・オニール
ミランダ(メアリー・スチュアート・マスターソン


映画って、ストーリーに関係なく楽しめるものがあると思う。
なぜか?と聞かれても分からないけれど。

今回の映画は、死んだ夫が生まれ変わってくるお話で、
それはそれは現実離れしているワケで。
しかももの凄く単純なストーリーなワケで。
だけれど飽きずに楽しく観られたワケで。

ホント、不思議だなぁ。
観終わった後、「まじやばいっす!」とかにはならないけれど
なんとなく満足だし、ほんのり幸せな気分にもなっていました。

ライアン・オニールの善人っぷりは、流石です。
でもやっぱり…
若き日のアイアンマンの、小気味良い演技のお陰かな?
posted by MOW at 13:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 娯楽
2009年04月03日

『暁の寺』三島由紀夫

♪♪♪
読まなきゃ、読みたい、と思いながらも手を出せなかったこの物語。
読み始めてからも、それを進めることの難しさにのたうち回る日々。

そうです。
この豊饒の海第3巻から逃れるためだけに、映画を観ていたのです。
お陰様で映画通になれました(うそ)。


弁護士としてタイの国へと降り立った本多。
そこには、自分は日本人だと訴える姫君がいた。
7才の彼女の名は、月光姫だった。
パッタナディド殿下が
昔の許嫁の名前を末娘に付けたのだ。

暁の寺 (新潮文庫―豊饒の海)
暁の寺 (新潮文庫―豊饒の海)
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ここへきて完全に、今までは輪廻転生の傍観者(というか確認者?)だった本多さんが主人公となってしまいました。
これは危ない。
輪廻転生する主人公の物語を読みながら、世界を自分勝手に認識するための全4巻かと思っていたのに。
読者である自分と同じ立場だと思っていた本多さんが主人公になってしまったら、これは本多さんの物語になってしまうじゃないですか(当たり前)。
ていうことはなに?
第1巻と第2巻はどうなっちゃうの?
登場人物のひとりである本多さんの視点だったとしたら、それは本多さんだけのものであるはずで、事象としては成立していなかった可能性もあるということになっちゃうんじゃないの。
あぁ、どうしましょ。恐るべし、認識。

三島由紀夫さんが転生輪廻を信じていたかどうかは知らないけれど。
大乗だの小乗だのってワタクシちんぷんかんぷんだったんですけど。

ていうかまた燃えてますよ!
#映画『金閣寺』の映像が脳裏に浮かんじゃいましたよ!
同じ火事でも、あっちは「有」、
こっちは「有のためには無」というように思えます。
しかし燃やすの好きだなぁ、三島さん。

「身の毛もよだつほどの自己嫌悪が、もっとも甘い誘惑と一つになり、自分の存在の否定自体が、決して癒されぬということの不死の観念と一緒になるのだ。存在の不治こそは不死の感覚の唯一の実質だった。」(本文より抜粋)

豊饒の海シリーズ、記事はこちら
#1『春の雪』
#2『奔馬』
#3『暁の寺』
タグ:苦悩 ♪♪♪
posted by MOW at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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